親父と息子の口喧嘩(地球温暖化、ほんまかいな) | 親父と息子の口喧嘩

親父と息子の口喧嘩

ある親父とある息子が、社会の色々な事柄について論じます。
こんなことを考えている親子もいるのかと、ぜひぜひ少し覗いてくださいな。

親父「寒いねえ。大寒波襲来だ。

こんなに寒いと、地球温暖化と騒ぎたてている奴等が小面憎くなってくる。

少々、からかってやらないか。

そもそも、地球温暖化とは、温室効果ガスにより、もともと宇宙に放出すべき熱が大気中に

留まってしまい、地球表面の大気や海洋の平均温度が長期的に上昇する現象のことだよね。」

 

 

息子 「そうだ。そのガスの排出が続いているにもかかわらず、地表の温度の上昇が止まってしまっているそうだ。多くの科学者たちの予想に反して、ね。

 

大体、地球の周期として、そろそろ小氷河期に入るという説もあって、よくわらない話だ。ただ、温暖化しても地球規模で考えると何が悪いのだ、という気もするね。」

 

親父「私が一番わからないのは、温暖化の影響についてだ。

例えば、1901~2010年の間に、海面は19cm上昇し、2100年までに最大82cm上昇すると予測されているそうだが、これが取り返しの付かない結果として恐れるほどのことかね。

防潮堤を徐々に築造していくとか、80年の余裕があればなんとかなるだろうよ。」

 

親父「お前さんの言うように、一部の科学者は、地球は再び『小氷期』に入る可能性があると唱えている。

それは、太陽がここ数年間、不気味なほど静かだからだ。

太陽活動には、11年の周期があるんだそうだ。

太陽表面の黒点はこの周期で増えたり減ったりする。

現在、観測される黒点の数は、科学者が予測した数の半分程度だそうだ。

過去にもこういう例があったらしいな。

17世紀後半には、通常の1000分の1以下しか黒点が現れなかった時期があり、欧州は『小氷期』のさなかにあり、イギリスのテムズ川が凍ったんだそうだ。」

 

親父「もし本当に『小氷期』が到来するのであれば、温室効果ガスほど頼りになるものはない。

寒気襲来が予想されるのに、マントを売り払ってしまう馬鹿が何処にいるんだ。」

 

 

息子 「学会でも喧々諤々の議論がなされているのに、どうしてCOPだとか国連関連の会議では、結論が出て当たり前のように話が進んでいくのだろうね。

 

儲け話や利権が先行して、先に進めないといけない状況になっている気がするな。

 

大体、海面が本当に上昇するのだろうか。よく言われる太平洋の島国「ツバルが沈む」という話は、全くの嘘だということは、バレたのにね。

 

海面は上昇しておらず、ただツバルの島自体が沈んでいるということだ。その理由は、米軍が作った空港のせいだとか、砂でできた島だから等と言われているが、とにかく島の方が沈んでいる。

 

ただそれだと、全国民約1万人が困ってしまうので、以下の対策案を立てた。

”沈没を地球温暖化のせいにして、温暖化招いた大国を訴える。その賠償金で手ごろな大きさの島を購入して、全国民がそこに引っ越し。(「世界一へんな地図帳」より引用)

 

こういうことが判ってきているのに、どうして温暖化は絶対真実という路線で、国際社会が突き進んでいるのだろうかねぇ。

不思議でたまらない。」

 

親父「確かに気温は上がり始めているらしい。

1880~2012年の間に、世界平均気温は0.85℃上昇しているんだそうだ。

とりわけ過去50年の気温の上昇は、自然の変動ではなく、人類がその原因を作ったものだといわれている。

しかし、私にとって、気温の上昇が、何故それほど人類の未来を脅かすほどの事象として意識されているのかがよく理解ではないな。」