能楽大連銀の全体稽古 ２回目に
参加してきました。
皆さん ものすご～く熱心に練習をされています。
幾人もの方々が お稽古開始前
イヤホンで先生の謡を聴きながら
口ずさまれていらっしゃいました。
今回は 上演される 能『高砂』の地謡として
四海波 待謡 ロンギ 後場の地謡
全てを謡うので 素人には相当大変
当然ですが 本番は教本なし
二百人近くの素人をご指導いただく先生方に
頭が下がります。。。
１回目の全体稽古の時と 明らかに違うのは
声の大きさと 響きでした。
日々のお稽古の成果もあるのでしょう
朗々と響く 先生方の謡に導かれ
また 場の力も大きいですね
力のある共鳴が生まれました。
お稽古を重ねるにつれ 思うのは
言霊の力強さです。
独特の発声と共に生み出された言霊は
一瞬で 時空を駆け抜ける、、、感じがするのです。
太古の昔から
祈りの言霊 音霊は そのようにあったのだろうと思います。
だからこそ 使い方を誤らぬよう
声を発する前の 心の状態から
日々クリアにありたい と思います。
あっという間に時間が過ぎた お稽古の後
皆さんの瞳が とっても輝いていました。
身体から そして身体を超えて声を出すって
素晴らしいですね～。
夜の冷気にあたっても お腹がほんわり温かくて
気持ち晴れやかに
帰宅の途についたのでした。
ありがとうございます いつも 内なる叡智とともにいられますように。。。