一人で暮らしていた大阪のマンションで
その時を迎えました。
地の底から沸き起こるような揺れが
とても長く感じられて 恐ろしくなり
しばらく呆然としていましたが
スチールの本棚が まるでアメ細工のように ひしゃげているのを見て
玄関の扉が曲がって 出られなくなるといけないと思い
慌てて パジャマの上にコートを羽織って
マンション前の公園に飛び出しました。
だんだんと明るくなる中で 人々が集まっていました。
どのくらいそこにいたのか、、、寒くてたまらなくなった頃
部屋に戻り ニュースを観て 訳が分かりました。
どんどんと上がっていく数字は 人ひとりひとりの命
恐ろしくて 祈る事しか出来ず
やっと思いついて 両親や友人に連絡をとり
どうなるのだろう とテレビの前に座り込んでいました。
なぜ こんなことが起こるのだろう
その意味を 深く理解出来る日が来るのだろうか
あの時に亡くなった方たち
大切な人を失って 大きな傷を持ち続けている人たち
つい先日起こった
阪神大震災と酷似しているという ハイチの大地震での被災者の皆さんに
祈りを捧げます
辛い記憶を抱えながらも 生きていくこと
明るい方に顔を向けて
生きていくことが出来ますように
そして いつか
愛が 全てを癒してくれますように
生きている一瞬一瞬を 思いっきり楽しんでいたいですね。
ありがとうございます