かく言う私は極端とも言える寒暖差の奇襲に、身体を壊す日々が続いております。地球わがまますぎ。
 
既にタイトルにもある通り、今回の記事は痛車イベントの最高峰と名高い"DayDream2022 final"(以降DD)に参加してきたよっていうレポート。例に漏れず大ボリュームだから前後編に分けさせてもらうね。
 
イベント名にfinalとあるように、痛車乗りであれば誰しも憧れを抱く夢の舞台も、会場の都合により今回を以って閉幕となる。夢が夢で終わらぬよう、最高のひと時が確かに存在したことを、鮮烈にこのブログに刻んでいきたい。
 

  夢の在り処は愛知の孤島!

 

まだ見ぬ幻のエルドラドは、愛知県名古屋市に存在するという。その距離460km。なんと1kmの460倍だ。脅威の天文学的数字。

 

DDは2回落選しているため、正真正銘の初参加。当日の動向を全く知らない私がソロのキリト気取りをすれば大事故必至。ディアベルの二の舞だけは避けたい所存。なんでや!

 

 

そんな背景もあり、DDでアワード獲得経験もある界隈の重鎮、越谷のキャスターこと毒舌魔術師”とーるさん”を筆頭とした錚々たるメンバーの中に混ぜていただく。ハンターランク1なのにG級クエストに同行させてもらうみたいな、キャリーどころか介護のレベル。

 

普段よりブログで失礼極まりない取り上げ方をしているため、翼端板に装備したルールブレイカーでいつ斬られても不思議ではない。彼が鮎沢PAでうんこをして遅刻したことを咎める勇気は私には無い。生きたい。これこそが生存本能だ。

 

 

そこにアオさん、イマイさん、つよさんという、泣く子ももっと泣く強大なメンバーが結集。昨今のマーベルヒーロ映画くらい豪華な顔ぶれ。深夜4時とは思えないくらいに活気付くこの”イベント感”がたまらなく好き。からあげの次に好き。

 

 

いざ名古屋へ。澄み渡る空。温かな太陽と清らかに寄り添う風。そして同じ趣味を持つ仲間。私を囲む全てが尊く感じられる、心穏やかな至福のひと時である。

 

 

そしてそれらを一撃で破壊する渋滞。台無し。げり。

 

 

 渋滞を回避すべく深夜から朝方まで運転を続け、最後の休憩所となる刈谷PAに到着。搬入まで約8時間という膨大な空き時間が発生するも、ここはフードコートや銭湯に加えて観覧車、極めつけは神の食べ物とされる”赤福”も販売している神が創造せしPAなのだ。

 

 

そんな場所だけあって、気が付けばあっという間に搬入開始。高速道路を降りて2秒で到着という驚異の好立地で、レゴランドから木霊する子供の絶叫を鼓膜に叩きつけながら待機列を成す。それにしても埠頭に改造車というマッチングは、白米に明太子と同じかそれ以上に相性が良いね。

 

 

最後の開幕を静かに待つ神聖な夢の舞台。まさかこの場にワープスター号を並べる日が来るとは想像していなかったため、興奮よりも緊張が勝っている。飛竜の卵運搬クエストで初めてリオレウスと対峙した時のあの感覚に近い。狂走薬の用意は無い。

 

 

仕様変更は無いため語る事は無いが、少しでも綺麗な状態で展示するためにこれらを実施したよ。選出していただいた以上、極力失礼な要素を排除しつつ、カッコカワイイ星の戦士を表現できるよう力を入れた。

 

①18インチで自走できるようにエアロ加工

②リアバンパー修理

③チリの修正

④車高とツラの調整

⑤タイヤカス落し

⑥ステッカー厳選

⑦ロールバーに合わせてパネル類を黄色に塗装

⑧ワープスターを意識した単座化

 

あずきもなかさん

https://twitter.com/bmw_sachiko

 

ある程度綺麗にしたとはいえ、参加者はみな莫大な熱量を費やして挑むこの舞台。空気が重く、今にも押し潰されそう。準備が早々に終わってやることに困った私は、忙しさを取り繕うためにボディを8万周くらい磨いていた時、痛車天国でこのクルマに華を添えてくれた”あずきもなかちゃん”が遊びに来てくれた。そう、彼女もまたやることに困っていたのだ。

 

彼女との写真のボケは手ブレなどではない。会場を漂うピリついた空気によって、空間に歪みが生じているのだ。ドリフトの大会ではドライバーの目が血走っている場面をよく見かけるが、こちらではクルマが殺気を放っているように感じ取れる。オーナーたちの愛情が惜し気もなくクルマに注がれた結果であろう。

 

 

私はその晩、緊張のあまりビールを飲んで名古屋メシを堪能し、恐怖から逃げ出すことしか出来なかった。

 

  開幕早々、絶命寸前。

 

一夜が明けイベント当日。開幕に向けてやり残していた準備を手早く進めていく。残されている時間も少ない。

 

 

敷物やスペックボードなどを準備することが出来なかった代わりに、運転席にカービィを座らせることが私なりのコダワリ。子供に喜んでもらえる仕様であるため、運転手がワタシという目を塞ぎたくなるような現実を悟られないための配慮だ。

 

いいね稼ぎに必死なインスタグラマーも嫉妬するほど可愛く配置も完了し、自信に満ちた面持ちで視線を上げた。

 

その瞬間。

 

!?!?!?!!?!?!

 

 

突如私の目の前に出現したその影は、キングコングとラージャンの子と噂される、TeamGRACEの暴君”ゴリさん”だ。体毛やアクセを憤怒の金色に染め上げたその様は、まさに激昂状態の破壊と滅亡の申し子と言えよう。

 

 

そこにアユタヤ王朝古代戦士の末裔として今なお調査が続く”ゆーたろーさん”も加わり、刹那の間に癒し空間が阿鼻叫喚の地獄と化す。見ての通り、置きイベとは外装だけでなく車内もまじまじと見られるため、内装の作り込みも評価のポイントとなるのだ。

 

彼らの厳しい評価の結果、ドグミッションだけ褒められました。だけ。

 

 

彼らの猛襲を掻い潜り、命からがら逃げきれば、あっという間に一般入場が始まった。会場は瞬く間に多くの見学者で埋め尽くされ、張り詰めた空気も一転して熱気を帯びてきたところで、待望の開会式が執り行われる。私も何度この瞬間を夢見てきたことか。感無量でもう泣きそう。CLANNADより早く泣きそう。

 

 

涙を堪える私を横目に、アワードを鋭い眼光で凝視するTeamGRACEの”イマイさん”。日頃より極悪非道の限り尽くす彼も自然と牙を収めてしまう、誰しもが欲する栄誉ある賞なのだ。激戦を制した者に贈られるクリスタル。一体誰の手に渡り、いくつのドラマが生まれるのであろうか。

 

  この痛車たちとコイニハッテンシテ・・・

 

さて、満を持して開幕したDayDream2022。熱気渦巻く会場の様子を、いつものようにレポートしていこうと思うよ。

 

ハイクオリティな痛車が全国各地より結集し、熾烈を極めるこの会場で、私の感性にダイレクトアタックを仕掛けてきた素晴らしい痛車の数々を紹介させていただきたい。

 

ごまるさん/NDロードスター

https://twitter.com/506_ss


少女前线/HK416 mod3仕様のロードスターにこの日の初恋を奪われました。銃を擬人化したキャラクターの魅力を、大いに引き立たせる無骨なデザイン。そしてそれを支えるマシンはAIMGAINのエアロキットを纏いエアサスで着地させるなど、メカ感のある作りで男心をくすぐられる。

 

初めて知った作品だが、銃の擬人化とは心躍るね。実は私もミリタリーが大好きで、M14EBRSAIGA12などが性癖。擬人化ベースの銃を展示したり薬莢をまき散らすなどの演出も、世界観に没入させる効果を発揮。私も危うくアプリをインストールする寸前であった。

 

 

ミノコーさん/DC2インテグラ

https://twitter.com/B18C_DC2TUNED

 

なのはStrikerS/ティアナ仕様のインテグラは、キャラクターのフレッシュさを表現するようなまばゆいオレンジが印象的。スポコンと痛車を丁寧に融合させており、ややノスタルジックさも感じられるデザインからも、オーナーさんの深いコダワリが感じられる。

 

衝撃的な発言をすると、私がアニメにハマったきっかけはまさにこの作品で、高校時代はフェイトさんに片思いをしていた。こういった好きなアニメの話を堂々と公言できることも、痛車イベントの大きな魅力だだろう。

 

フェイトさん・・・

 

fateさん・・・

 

ウッ!!!(絶命)

 

なのはに出会えなかった世界線のフェイトさん

https://twitter.com/LegendRukaGRACE

 

 

ぼるがのさん/S15シルビア

https://twitter.com/voluganokagavi

 

艦これ/加賀仕様のシルビアは圧巻のモノクロデザイン。荒れ狂う漆黒の海で敵艦隊に弓を引く勇ましいデザインは、まるで映画のワンシーンのようだ。コマンドーくらい勇ましい。シンプルに纏められた外装と、デザインに干渉しないホイールチョイスも秀逸だ。

 

 

和柄、和装、黒髪、ポニテ、弓道。エクゾディアの如く揃えたら勝ちな要素が結集している。モノクロには作品の時代背景の考慮も考えられるが、それ以上に力強さや迫力感じさせる効果がある事を存分に思い知らされた。

 

 

すずむしさん/キューブ

https://twitter.com/suzumu4_022

 

22/7(ナナブンノニジュウニ)/河野都&倉岡水巴仕様のキューブも『和』が強調され、千利休が見たらここで茶会を始めちゃうような展示スペース作りが施されている。情報がリアに凝縮されており、見る側も集中して鑑賞できる点も素晴らしい配慮だ。

 

 

ステッカー類は全て自作した多色カッティングというのだから、もはや正気の沙汰ではない。デザインナイフで切りだす作業は単色でも難しいのに、何層にも重ねて成形する多色は職人技。着物や帯などの複雑な形状や、クリアシートを重ねて影を付けるなど丁寧な仕事が施され、カラーステッカーでは出せない臨場感に目を奪われるだろう。

 

 

TAKUさん/FD3S

https://twitter.com/TAKU3901

 

クドわふたー/クド仕様のFDを見た瞬間、私の心ではドス黒い澱みが浄化され、澄んだ夏の青空が広がる。ホワイトに統一したマシンが、作品やキャラクターの”ふわふわ感”や”純白感”を柔らかく支える。攻撃的な外装も施されていないところも、コンセプトに芯が通っているように感じられる。

 

 

仰げば尊し。まばゆい日差しに温かみのあるデザインには、そんな言葉がぴったり。昨今のトレンドである、バイナルを背負ったレーシーな仕様ではないところも、尊さを爆発させる大きな魅力の一つだ。某国も危険な物体を発射している場合ではない。彼女のようにペットボトルロケットを撃とう。ピース。

 

 

因みにドリ車のドアにキャラクターを貼る行為は、このように標的として追いかけ回されるリスクを孕んでいる。『2Pカラーにしてやる』という理不尽な理由で追走を仕掛けられるため、十分にアクセルを踏んで逃げ切ってほしい。私はダメだった。

 

 

RYOさん/C33ローレル

https://twitter.com/ryo143939

 

明らかにこちら側のVOCALOID/初音ミク仕様のローレルを観測。昔ながらの角ばったボディに、赤と黒に統一された攻撃的なマシンメイクが競技車であることを雄々しく物語る。闇落ちしたヘッドライトやテールライトもその一翼を担い、特に黒テールをステッカーでオーバーキルする行為に、いいねを6兆回押したい。

 

 

フロントのレッドに対してリアはブラックがベースカラーとなり、グラデ掛かった赤いロゴが際立って映る。中央で妖艶に構える初音ミクは、MMDで表情やポーズを作成しているようだ。電子の歌姫が奏でるエキゾーストノートは、さぞ美しいことだろう。

 

 

後ろでずっと聞いていたいところだが、オーナーはFormulaDriftJapanのライセンス持ちということで、コーナー2個も抜ければバックミラーから消されてしまうだろう。RYOさんまたご飯行きましょうネ。

 

 

コッペパンさん/クラウンアスリート

https://twitter.com/kokopanmaru

 

ホロライブ/天音かなた&常闇トワ仕様のクラウンは、最近ホロ沼に引きずり込まれた私を容易に魅了する。キャラ2人貼りは情報量の増加によりまとめることが難しいが、使用する色を全体的に絞ることにより統一感のあるパッケージングに仕上げている。それにしても、女の子の体育座りがここまで神秘的なものであったのか。定期的に参拝させていただきたく思う。

 

 

高貴なトワさまには、高貴なマイスターがよくお似合いだ。激低な車高を実現するマシンメイクもさることながら、全面を通してイラストが優勝。国家から芸術に纏わる何らかの賞を出すべきである。派手すぎない背景や影を付けることによって、キャラの存在感が主張されている。記事を書いているだけでもガチ恋してしまいそうだ。

 

 

トモやすさん/GR86

https://twitter.com/TorawakaTomo

 

ホロライブ/百鬼あやめ&桃鈴ねね仕様のGR86も同様に、ガチ恋距離で筆者を惑わせてくる2キャラ貼りが印象的であった。86やスープラやZなど、昨今のスポーツカーってメーカー本気出し過ぎよね。吊るしでカッコいいマシンにWORKのVS XVのリムツラ車高の組み合わせは、鬼に金棒、遊戯にブラックマジシャン、藤原拓海にAE86。文句の付けようがないだろう。

 

 

運転席側は桜が咲き乱れ、助手席側は紅葉に彩られており、キャラの特徴を踏襲した季節のデザインがなんと美しいことか。四季折々の風光明媚なデザインが純正形状の美しさと相まって、環境省に一目を置かれる日もそう遠くないだろう。

 

 

こにさん/bB

https://twitter.com/koni_same

 

私の心を鷲掴みにして離さない、ホロライブ/がうる・ぐら仕様のbBをみんなに共有したい。バッドフェイスよる威風堂々な威圧感、随所のスムージングで造形美を高めたフロントバンパーなど、キャラのコンセプトである”サメ”を表現している。

 

描き下ろしていただいたという透明感のあるイラストと、実際の波をデザインに取り入れたことによる躍動感が、涼しさと共に力強さを生んでいる。まさにあなたの痛車は逆海(?)のように澄んでいると言うべきだろうか。

 

 

スペックシートや敷物などの演出にも世界観を生み出すコダワリが散りばめられており、サメちゃんの魅力を増長している。こういった工夫は、作品を知らない層には興味を持ってもらうキッカケにもなるし、知っている層には見応えを生む素晴らしい手段だね。数多のVtuberの中でも彼女を推している私には、ロンギヌスの槍の如く深く感性にブッ刺さりました。回収は困難です。

 

 

りゅーへーさん/???

https://twitter.com/bmw_sachiko

 

これは一体何だ。

 

太古の地層から出土したオーパーツであろうか。かろうじて乗り物であることは理解できるが、車種不明の顔面と異様なワイドボディが着地するこの光景は、不気味でありながら豪勇な魅力を放つ。遥か昔から改造車の文化があったことを証明する、歴史的な資料となりえるかもしれない。

 

 

それを裏付けるかのように、場内ではアユタヤ王朝の古代戦士が騎乗する姿も目撃されており、最古の戦車である説が濃厚になりつつある。近日中にタイの歴史に詳しい考古学者に問い合わせてみようと思う。

 

 

問い合わせたら全然違ったわ。

 

どうやらベースはラパンのOEMにあたるマツダのスピアーノらしく、ゲテモノ感のあるオールドアメリカンなパネルバン風を狙って作ったとオーナーさんが語ってくれた。そのコンセプト通りに、顔つきやリア窓に古き良きアメ車感が伺えるが、未完成ゆえのモンスター感が”激突”タンクローリーを連想させる。夢に出てきそう。

 

『ハイエンドな痛車が鎬を削る会場に、突如正体不明の化け物を解き放ったことに満足している!』とのことだが、この偉勲は痛車は自由で無限の可能性を秘めていることを会場中に知らしめてくれただろう。

 

  次回もやばいよ

 

さて、ここまでが前編となるのだが、紹介させていただいた痛車たちはいかがだっただろうか。気に入ったクルマがあれば、リンク先からオーナーさんを是非フォローしてみてほしい。私の株が上がるから。

 

会場散策も一通り終わり、次回は大人気(自称)企画のちんとし's⭐︎PICK UPを開催させていただくよ。

 

ここまで読んでくださった皆さまには特別に、次回紹介する予定のピックアップマシンをチラ見せ!

 

 

1台目。これはチラ見せどころかモロ見せだね。ヒントというか答え。

 

 

 2台目。ちがうちがう、透き通るように純白な私の柔肌じゃないよ。

 

 

おっとここまで。これ以上は見せるわけにはいかない。次回の記事を楽しみにしていてほしい。

 

先ほどチラ見せした2台を見事に正解させた方の中から選ばれた1名様は、豪華遊覧船で行く横浜クルージングツアーに勝手に行ってこい。

 

つづく