好調な広島はリーグでも上位をキープ。

08年以来未勝利となかなか勝てない手強い相手。

が、ACLとリーグ戦の過密日程で疲労感が隠せない状態、最近調子がイマイチ。

ということは、3連勝中仙台にとっては有利?!


渡辺監督と広島の森保監督は、02年から仙台で共にプレーした先輩・後輩、
主将と選手会長の仲。
GK林は昨季まで仙台の守護神としてゴールを守ってきた選手。
まっ寿人はともかくとして、とにかく絶対に負けられない相手。
いや、勝たなくてはならない!

負けたくない!!

ビジター席をのぞき、チケットはほぼ完売。18800人強のサポーターが後押しする。


前半16分。
赤嶺のゴールで先制。
右足のダイレクトボレーシュートにGK林は全く動くことができず、
ボールは広島のゴールネットに鋭く突き刺さっていった。

スタジアムが揺れた!!!!!

後半、広島は当然攻め込んできた。
ひやりとする場面が多々あり、ドキドキハラハラの連続。
GK関のスーパーセーブ連発、ゴールポストも味方に付け無失点。

GK関はJ1初出場から一試合ごと経験を積み重ねることによって、
めざましい成長を遂げ、わずか14試合で絶大な信頼を得られるまでになった。
また、これからも益々進化し続けていくだろう。

5月全勝と「5月攻勢」を見事実践し勢いづいて来ているのに
中断期間に入るのはもったいない気もするが、
この勢いを維持してリーグ再開に臨みたい。


気になるのは、中断期間に行われる補強のこと。
補強するのであれば早めに対策を練って欲しい。
シーズンが始まる時にやったのは、補強ではなく単なる補充でしかないのだから。