昨日のお客さん2名に同じ話をしました、、、
「髪を伸ばします！」
『で、どちらに？』
「？」
1人目、、、
前回ショートカットに結構切りました。。。
そして、今回！
「あまり切らなくていいです。」
『うん』
『じゃあ、全く切らない方が良いのかな？』
「そうではない」
『では、伸びて来て、気になるところは？』
「別に無いです。」
『そんな事ないしでしょ？』笑
「いや、ホントに！」
『一刻も早く伸ばしたいのならば、全く切らないよ。』
前回はレイヤーを入れたので、表面が短い。
なので、
「重さ」である表面だけを伸ばして、
襟足などを切れば、
ボブ的な重めスタイルに伸ばせます。。。
その真逆に、、、
襟足や耳周りなどの「長さ」部分を切らないで、
表面のトップをまた短く切ると、
縦長の軽い感じに「長く伸ばせます」
前者は表面を伸ばす！
後者はシルエットを伸ばす！
同じ伸ばすでも、真逆のカットが必要。。。
さて、どっち？
「ボブ的に表面が長くなるのはイヤです。」
「縦長が良い」
『分かった！』
など、
「伸ばす」という一言をだけでも全くの別のカットになる可能性がある事がわかります。。。笑
なので、
カウンセリングが大事！
カット技術が低い場合は仕方無い事ですが、
カット技術のそこそこある担当者でも、
カウンセリング時の相違で
下手な担当者になってしまいます。。。
(モチロン、カウンセリングも含めての技量ですが。)
なので、
「写真を持ち込む」などはオススメ！
写真プラス「対話」の両輪で。
でも、よくよく聞くと、
阿部が前回に、、、
「表面はかなり切っているし、バランス良く切っているから半年位伸ばしても平気なカットだよ」
と、言いました。。。
ただ、
髪型が伸びて、
「バランスが崩れる事」
「髪型自体が崩壊する事」
は別問題。。。
阿部が意図したのは、
「崩壊するまでには半年以上かかるよ！」
で、
「半年快適に過ごせる」では無い。。。笑
どんなにきっちりカットしても、
1ヶ月でバランスは崩れます。。。笑
なので、
月1のカットをオススメしています。
って、追伸。。。
で、
夕方のカウンセリング！
「髪を伸ばしたいけど、収まりをなんとかしたい。」
「で、収めようと思ったら、短く切ってしまうから、
いつまで経っても、伸ばせない。。。」
『うん』
『じゃあ全く切らない方が良いのでは？』
「うーん、、、」
「だけど、この毛先の収まりをなんとかしたい、、、」
『毛先にソコソコのクセがでるから、
伸ばすにしても、ブローしないと厳しいよ、、、』
『今の状態でブローだけをしてくれたら、
収まるよ。』
先ほどのカウンセリングではないけど、
毛先の表面を少しだけ切って、
毛先をレイヤーで整えるか？
襟足を切って、
グラデーションで毛先を抑えるか？
それか、
第3の選択肢！
「全く切らない」で、
伸ばした時を想定し、
自身のブローだけで今回はスキップ！笑
本当に伸ばせるのかを試すチャンスを与える！
コレで根を上げる様では、
伸ばさないで切った方が良いパターン。
なんせ、本人が迷い過ぎ。。。
『迷っているお客さんは短く切らない主義！』
なので、全く切らない方向にシフト！
この会話だけで15分以上？
全てのメリット、デメリット。
髪型と効果。
伸びるまでの期間など、
じっくり話しましたが、
本人。
「うーん」
の一点張り！
こりゃもう
絶対に切れない！笑
打っても響かない。笑
元々、
マイペースキャラな事を分かっているので、
切らない提案を！
『いやいや』
『阿部も予約時間を取って、売り上げを上げなくてはならないけど、
カウンセリングの結果、「今日は」切らない方が一番良いと思う！』
また、「明日」切れるよ！
だけど、
今日切ったら、
明日は「伸ばせない」よ、、、
今日は何もしなかったのではなく。
第3の選択肢を選べたじゃないか。
その第3の選択肢が本人に合っていなかった場合は
消去法で、「切る事」が選び易くなるよ！
良かったじゃん！
で、カウンセリングのみで、お代も頂けず、、、
予約時間の終了でした。。。笑
ま、2、3日後に切るのではないかな？
通常
迷っているお客さんなどは、ある程度阿部がコントロールします。。。
伸ばす方を勧めてみたり、
切る方を勧めてみたり、
言葉を変えて何度も聞きます。
そこで、
ある程度の反応があるので、
そこを見ています。。。
その反応があった
そちらを選びたくなる様なカウンセリングにシフト！笑
なんですが、、、通常、、、
この方の場合は本当に靡かなかった、、、
なので、
本当に迷っている方なのか？
何も考えていないのか？(冗談)
のどちらかなので、切らない選択へ、、、
でした！
今日もモリモリ切ります！
