【その１】～【その６終】のシリーズで
２０年前、ラベンダーの一束から始まり、転職・失望・目覚めなど
ちょっと赤裸々で恥ずかしいのですが
今悩んでいる人の何か役に立てれば幸いです
◆すべてはラベンダーから始まった
【その3】戦場とアロマセラピー
こんにちは
前回のつづきです。
大分県の香の森博物館でいただいた
ラベンダーの大きな１束。
※（旧 香りの森博物館）
その香りのチカラを知った私。
それから月日はたって１０年後
私は子供達も手が離れたので、
某ＩＴ企業へ就職し働いていました。
インターネット関係のコールセンターです。
当時、私は新人さんを教育する担当。
教えたり、悩みを聞いたり、励ましたり。
職場での愛称はママ・お母さん
新人さんが理不尽なクレームで泣きだしたら
「 がんばったね！私が代わろう 」
その対応の交代をし、フォローも担当していました。
しかし毎回思うことは、
顔がみえないと、こんなにも人は理不尽で
言いたい放題罵声を吐けるものかと
私は驚いていました。
もう途中からいかに私達を困らせるか
ストレスのはけ口の対象でした。
■お金を支払っていないのに・・・・。
＊「 今すぐネットを使えるようにしろ！」 心の声：まずお金を支払ってください＞＜
＊離婚した夫の契約だから私は関係ない！でもネットは使いたい！」
心の声：新規契約をお願いします＞＜
■センターの電話が
つながらないことへのお叱り
＊「 電話がつながりにくいぞ！こっちは２０分まったんだからお前も今から２０分待て！そしたら用件をいってやる！」
心の声：いやいや電話がつながりにくい原因つくってませんか・・
＊「 おまえら何人でやってるんだ！１０人か！人を増やせ！こっちは金はらってるんだ！」
心の声：「０」の数が全然足りません。全国数か所で、驚くくらいの人数で対応しています。のどを痛めてトイレを我慢して。人数増やして料金を値上げしてもお叱りになるでしょ？人件費・・・あ、もういいや。
クレーマーの極みですが
暴言の限りをつくして罵倒したあげく、
うちのお客様じゃないことがお客様の側で判明
「 ふん！ 」と捨て台詞でガチャリ。
心の声：そりゃお客様情報も検索できないはずだよ。無能とか探せないバカとかこの１時間の罵声はなに？
クレーム対応に１時間とかざらです。
折り返しもさせてもらえず
膀胱炎が職業病です・・・。
※あの当時の仲間は戦友です※
こんな感じで毎日８時間、
１時間あたり６件くらい
電話を取り続ける日々。
※クレームに当たると他がとれない※
そんな私達のために、会社からの癒しの提案
社内カルチャーでアロマ教室が始まりました。
でも私の部署は時間があわず、
参加できません
そんな苦悩の続くある日
アロマ担当の社員が、
やけどをした私に傷にいいよ
と手作りのアロマクリームを
プレゼントしてくれました。
こんな素敵なものが手作りできるんだ
と驚きました。
その後も過酷な日々は続き・・・
毎晩眠れなくなりました。
ストレスからくる不眠症です。
そんなある日思い出したのが
あの睡魔の出来事。【前回のお話】
ラベンダーの精油について会社の人から聞き、
すぐに某アロマ商品を販売しているＳＨＯＰへＧＯ！
そこには親切な店員さんがいて、
親身になってカウンセリングしてくれました。
紹介されたラベンダーの精油を購入。
枕元に数滴たらすとすやすや・・
眠れました！！
やっぱり
ラベンダーはすごい！
アロマセラピーって
すごい！
私は精油とアロマセラピーの本も買い
同じ職場の睡眠障害に悩む仲間にも話しました。
喜ぶ仲間
・・・
そのうち、私は同じようにストレスに苦しむ人の
役に立ちたいという思いが強くなっていきました。
ちょうどその頃、
あの某アロマＳＨＯＰの求人を発見。
職場の新人さんもたくましく成長してくれて
私も新しいチャレンジをしたいと
ＳＨＯＰの求人に応募することにしました。
店長さんと面接し、結果採用！
ＩＴ企業を退職日
職場の仲間、育てた新人さん達
みんなが応援し、涙でお別れ会と花束。
サプライズのプレゼントをしてくれました。
会社の門をでるまで追っかけてきた新人さんも
いて、抱き合って泣きました。
それほど、支えあってきた過酷な仕事でした。
いよいよ
あの親切な店員さんのいるＳＨＯＰへ・・・。 つづく
次回◆すべてはラベンダーから始まった
【その４】アロマＳＨＯＰでの失望と挫折（前編）