北関東型支配構造を支える人材(つくば市政展望-367) | 安部南牛 | 朝鮮文化資料室

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谷田部町の最後の町長選挙での候補者となった三人の内、木村操候補も野村文雄候補も人材と言い辛かった。誰が考えても北関東型支配構造を受け継ぐ人材は横田美農夫候補であった。その事を一番に理解したが故に、竹内藤男県知事は横田美農夫候補を落とす作戦を発動した。高野水道工事の関わった怪文書に竹内藤男県知事も関わらなかったとは言い難い。むろん、竹内藤男県知事が木村操候補を支援した背景には北関東型支配構造にソグワナイ人材だと見抜いた点が大きい。

北関東型支配構造を支える人材とは、いわゆる名門であり、水利に関わっている家だという事である。木村操家は自作農であった。家には門がなかった。野村文雄候補は今来の人であった。谷田部町在来の人々から見れば、木村操新町長のいう白人であった。

いわゆる86年秋の谷田部町長選挙は横田美農夫候補を落とす、最下位にする選挙であった。大きな力が横田美農夫候補をかしめていたのだが本人は気が付かなかったようだ。