違うスタイルで生きるヒント

自分が経験してきた好ましいスタイルで人生を過ごすことは1パーセントもないまれなことである。

そういう意味では

再開した大学リーグでOB

慶応義塾大学№1田原智司

国士舘大学№4嶋一駿

に注目している。違う環境とスタイルを受け入れ自分を生かす参考にできるかもしれない。

 

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「進化論」(田原智司)

2019.05.17

 

田原平素は大変お世話になっております。今回ブログを担当させていただくことになりました環境情報学部3年の田原智司です。今回は私がこの慶應義塾体育会ソッカー部に入ってから痛感したことについて書かせていただきたいと思います。拙い文章ですが最後までお付き合いいただけると嬉しいです。

 

「今、自分がいるのはここだ。」

 

このことに気が付くのに私は約2年かかってしまいました。「ここ」というのは慶應義塾体育会ソッカー部です。私は高校のサッカー部を卒業しこのソッカー部に入部するにあたり、様々な環境の変化に直面しました。その中で最も大きな変化が「監督・コーチが違う」ということです。何を当たり前のことを言ってるんだこいつは。と思った方も多いでしょうが、これは本当に大きな変化です。監督が違えば目指すサッカーのスタイルは勿論違いますし、評価の基準だって、哲学だって違うでしょう。コーチ(私の場合はGK コーチ)が違えば重要としているポイントも違い、プレー選択の是非の基準も違います。ここの基準が100%正しいかどうかは分かりません。しかし極論、ここではここが正しいのです。ここで活躍する為には、ここで結果を残さなければいけないし、ここで評価されなければいけないのです。私達はこの様な変化に対して反発するのではなく、変化を受け入れて適応し、結果を残さなければいけません。この変化に不満を持ち、抗おうとしてもメリットはあまり大きいものではありません。ましてや過去は良かったと現在と比較し回顧しても、何も生まれません。

 

そこで大事な事は何か、それはエネルギーの使い所だと思います。何処に向けて多くのエネルギーを注ぐのか。

環境に不満を持ち、その環境に抗うことにエネルギーを使うのか。または、己の成長・チームの成長に目を向け、自分のやるべきことをやることにエネルギーを注ぐのか。

この選択は個人の自由ではありますが、私は圧倒的に後者にエネルギーを注ぐ方が大切だと感じています。仮に環境に不満があり、その環境を変えることにエネルギーを注ぐとしても、それは後者が完璧になってから取り組むべきことなのではないかと思います。

 

ここまで長々と書いてきましたが、私がソッカー部に入って感じてきたことは、『進化論』と同様に「適者生存」であるという事。今も、そしてこれからも環境(の変化)に適応し、その中で成長(進化)し、結果を残せる者が、組織の中で生き残ることが出来るかつ活躍出来る、求められる人材なのではないかということです。

 

長く、拙い文章を最後までお読みいただきありがとうございました。今後ともソッカー部への変わらぬご支援、ご声援の程宜しく願い致します。

 

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評価』と『価値』(田原智司)

2017.07.25

 

田原

平素より大変お世話になっております。今回ブログを担当させていただくことになりました環境情報学部1年の田原智司です。今回は『評価』と『価値』についてお話をさせていただきたいと思います。初めてのブログで拙い文章ですが最後までお付き合いいただけると嬉しいです。

 

今までスポーツを続けてきた方は、小・中・高・大で3〜4チームに所属した経験があると思います。おそらく、皆それぞれのチームでライバルがいて、切磋琢磨しながら、スタメンの座を競い合ってきたことでしょう。そのスタメンというものはどうやって決まっていくのでしょうか。ペーパーテストのように各個人の能力に点数が出れば分かり易く、決め易いのでしょうが、サッカーを初め、スポーツに於いては勿論そういう訳にもいきません。その様な確定基準が無い中で、サッカーであれば11人、野球であれば9人とスタメンは必ず決まり、出場出来ない人も必ず決まります。評価が高い人が出場し、評価が低い人がベンチに回ります。

自分(あなた)がどちらの立場であれ、

 

自分(あなた)の『評価』は誰がするのでしょうか。

 

自分(あなた)の『価値』は一体誰が決めるのでしょうか。

 

それは全て他人です。自分で決めるものではありません。時々、自分の評価、価値を自分で決めてしまい、「どうして俺じゃなくてあいつが」、「俺の方があいつよりココとコレが優れているじゃないか」「なんでわかってくれないのか」と思ってしまう人がいます。かくいう私もそう思う時がありました。

 

そういう人は言い訳が多くなってきます。例えば自分がミスした時も、「今のはサポートが少なかった」、「パスがきつかった」、「相手が荒かった」と言ってしまいます。しかし私はこういう状況下でしれっとミスなくプレー出来る選手が(勝手ながら)カッコいい選手だと思っていますし、そういう選手が『評価』され、自分の『価値』を上げていくことが出来ると思います。しかしながら、勿論ミスをしてしまうこともあるし、上記の状況下ではむしろその方が多いと思います。そういう時に、周りに要求することも必要ですが、それ以上に自分にベクトルを向けるべきであると思います。そうして練習に取り組み、技術を向上させて、自分の『評価』、『価値』を上げていくことでしか試合に出場することは出来ませんし、そうやって皆が個人の『価値』を高めることがゆくゆくチームの成長に繋がると思っています。

 

ここまで長々と書いてきましたが、『評価』、『価値』は他人が決めることだから、自分は自分の成長に目を向け、出来る限りのことをやろう。そして「チーム」という枠組みも大切だが「個人」にも目を向けてみよう。それがいずれ「チーム」にとってプラスになる。というお話です。

 

長く、拙い文章を最後までお読みいただきありがとうございました。

今後共ソッカー部へのご支援、ご声援の程宜しくお願い致します