卒業されたOBの父親とのメールやりとりより「抜粋」2007.02
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中学年代ではそれぞれのチームや地域では中心選手であったり、№1であった選手がほとんどです。
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①現実に直面した時、その誇りが逆に自慢や過信にならぬよう、謙虚に挑戦できる心構えこそ求められる。...
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現実には過去の実績は無力です。現在の、挑戦心、がんばる気持ち、技術、粘り強さなどの資質こそ必要となります。自分の技術への幼稚な自己満足を取り払うことが、仲間と競争しつつ、すべての仲間からいいも悪いも学ぶことに不可欠です。
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「プロに行ったりレギュラーで活躍した選手は例外なく試合出場云々でなく周りの選手のいいところを認め自分の足りないところが明らかになっていた選手です」

②仲間からはいいところを学び、悪いところは反面教師にする判断をもつことが必要であり、ともに戦う仲間を選ぶことこそ成長の力。
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「親は試合だけで選手を評価しない。またマスコミや子供の評価を聴き鵜呑みにしない」

③親は息子のがんばりを我慢強く見守りつつ、良いタイミングでただ、ただ、励ますことこそ必要。目の前の結果だけでみるな。
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自分は頑張っているのか、頑張っている中でいきづまっているものは何か、花ひらいていないが頑張っている方向は正しいのか、それらを判断し頑張るのは何より彼ら自身ですから。私らはわかろうとしてもわかりません。ただ、もしもっと自分が思慮深い人間だったなら、彼らの成長を促せる答えを持つことができたのに。だが、自分の感情をぶつけることだけならば、この年代になるとプラスになることはまったくありません。
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「親は我慢することが必要な場合、その我慢が大切です」

④あきらめない気持ちを、頑張る姿を親が自分の領分でしめす。
思慮深い人となる努力を履き違え・・・自分の軽薄さを子にぶつける・・・親こそ
「子供の美しい鏡となりましょう」
このお父様は高校生の親御さんでしたが、幼稚さが残る中学生はより親の影響は大きいのではないでしょうか。「親を見たら子はわかる」