【セルフコンディショニングの重要性】
バランスよく動きたいが動かない感じがする。
股関節の違和感がある。
等の不調があった場合(もちろん上記以外も考えられる)。
仰向けで膝を立てて左右に小さく動かしてみると、自分では同じように動かしているつもりでも、実際は動きが伴っていないことも多いと思います。
beforeでは左に倒しやすい状態でした。
手技などで改善することも出来ますが、自分自身でも調整すること(セルフコンディショニング)が可能です!
after①では右の股関節をセルフコンディショニングして、右に動かしやすくなりました。
after②では左の股関節をセルフコンディショニングして、左右のバランスが整いました!
時間的には5分くらいです!
整ったことももちろん大切ですが、まず大切なことは、今の自分の体への感覚を高めること!
動かしやすいのか、動かしにくいのか、動きがよくわからないのか。
「よくわからない」というのも一つの感覚なので、特に問題はありません。
体へ意識を向けたことが大切になります。
意識付けをしていく内に、徐々に色々な気づきを得やすくなっていきます!
そしてセルフコンディショニング後に、実施前と実施後の体の感覚の変化に気づき、その感覚を高めていくことで、小さな変化にも気づけるようになっていきます。
体を整えるには小さな動きと脱力が重要になってきます。
がんばりすぎる習慣がついてしまっていると、大きく動かしすぎたり、脱力しにくい傾向があります。
小学生などでも、がんばれがんばれ!言われるとがんばるじゃないですか!
そのがんばりが力みに繋がってしまうと(力ままずに上手に体を使えていたらOKです)、力む癖がついてしまいます。
「力む」ということは何かしらの筋肉が過剰に収縮していますから、それが癖になると筋肉を使いすぎてしまいます。
また一方で、使いすぎてしまっている筋肉の逆側は使えなくなってしまいます。
そのような筋肉のアンバランスが故障リスクを高めていきます。
筋肉のアンバランスを自分で改善していくためにも、体を評価し必要なエクササイズの選択が大切になります。
ただやみくもにストレッチ等を行うのではなく、改善に向けた処方が大切になりますね!
セルフコンディショニングの目的の一つは痛みや違和感の解消に繋がることもありますが、体を整えて故障リスクを減らし、動きやすい体を自分で作り上げていき、目標を達成することです!