英語音声学に基づく発音講座(5)音変化に児童英語教師の方々、育休中の英語先生方、英語の歌を勉強中の方など12名に参加頂きました。今日は最初に、英語の発音に必要な筋肉をつける「あいうべ体操」(日本人のための英語発音完全教本)からスタートしました。そして、発音が発話の中で違う音に変化する、英語の音変化(脱落、同化、連結)を学びました。
 

同じ子音が連続する時、調音場所が同じか似ている時に前の子音が発音されなく「音の脱落」が起きます。fist time ならtが同じ子音だからfirs time と発音、big game はbi game, orange juiceはoran juice。good time はgoo time , mid term はmi term,good nightはgoo night。

連続する2つの音のうち、一方の調音場所が他方の音の影響を受けて、それと同じ調音場所で発音される時に「音の同化」が起きます。let +me がlet me/mm/, give +me がgive me /mm/

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となり同士の2つの音が影響しあい、似た別の音に変化する「音の同化」もあります。nice to meet you がミーチューの様に、I miss you ミシューの様になります。

R, n , t のあとに母音がくると「音の連結」が起きます。nを日本語のンで発音しているとn連結は起きないのでnは舌をしっかりつける。an-apple, clean-up, in-an-hour. T連結ではアメリカ英語ではtとその後の母音が合わさってラ行に近い音になる。get-up がゲラッ、not -at -all 。連結(リンキング)は明示的に教えた方が学習効果が高いです。

最後に子音母音の発音、リンキングを意識しながら、Bad dayを歌詞見て歌いました。いい歌詞、そして歌は良い~!
 

「英語を発音する事が楽しくなった」「あいまいだった英語の発音が明確になった」「生徒たちの前で自信持ち英語の発音ができるようになった」「英語を学ぶのが楽しいと感じた気持ちを子供達たちに伝えていきたい」との参加者からの言葉が嬉しいです。

英語の綴りの余談、busy,friendは印刷する際にベルギー人がbisy,frendと入れる所を間違えた為そのまま残ってしまった冗談のような言語史の話も面白いの声が多かったです。英語の歴史も面白く私もさらに学習してみたいです。
How Spelling Keeps Kids From Learning   
http://www.theatlantic.com/education/archive/2015/02/how-the-english-language-is-holding-kids-back/385291/?utm_source=SFFB

英語音声学に基づく発音五回講座はこれで終了ですが、英語音声学からの小学校英語~英語音声学とフォニックスの出会い~(仮題)(大学先生3人共著)を書いてます。英語の音声が良くわかる、英語の発音がしたくなるような本を目指しています、お読みください。