広告は思わぬ落とし穴~ | 小規模小売り、サービスの理想と現実の観察記録!

小規模小売り、サービスの理想と現実の観察記録!

私自身、従業員6人のお店を経営しております。
その中で感じる現実的問題、思う理想的経営、これらを少しでも皆さんの参考にして頂ければ幸いです。

小規模が生き残るには難しい現代ですので、あくまでその規模を対象に書き記していきたいと思いますヽ(・∀・)ノ

おはようございます!!


朝から相変わらず物騒なニュースが多い中、柔道男子の勢い素晴らしいですね!!


いろいろ不祥事が目立った柔道界。今の新時代の選手がそれを拭い取っているようにも感じます。

正直、先人の不甲斐無さは彼らにとって、良い迷惑でしたね。


とにかく、頑張って欲しいです!


今日は「広告」についてになります。


事業を起こして経営していると大体の企業がそういった勧誘を受けると思います。


決まって彼らはこう言います。


「この辺で~万部配布されており~~~」


「集客のために~~」


などなど。他では


「最近、そちらのエリアでサイトを開設しようと思って~~」


とかね。


まず言いたい。


「ウチらの思いを聞いてくれない?」


というのは、大量集客→大量生産の大型店なら、それも良いでしょう。


大型はとにかく集客ですから、正気、集客できれば何でも良いんです。


大型店の強みは


個々の能力は二の次の確立されたマニュアル業務



人海戦術


ですからね。


では、貴店はどうでしょうか?


きっと、先日も書きました「コンセプト」がありますよね?


その「コンセプト」を生かしてくれそうですか?その広告は。


やれクーポンを付ければ


やれポイントを付加させれば


知らないうちに「安売りしないと集客出来ない安売り店」にされてしまいますよ。


デザイン、内容などコチラの思いが全面に出る広告なら、良いと思います。


ただ集客の為、というならよく考えましょう。


サービス業をするにあたって、「集客」というのは「育成」と同じぐらい今後に影響しますし、数年後、思い描いた状態から掛け離れかねませんので。


しっかりとしたビジョンを持ち、コンセプトを意識し、来て頂いたお客様には精一杯対応する。


それを繰り返すだけです。


今日は2人だけだった。


その2人が満足すれば、次は4人で。


4人が8人になり。


そして、いつかは。


その繰り返しで来て頂けてるお客様は前記でも書きました「ファン客」です。


貴方のお店を


とても気持ちよく利用し


とても上手に周囲の方に紹介し


とても長く利用してくれますよ。


広告で増やしたお客様はそこに特典があったから、「とりあえず」利用してみてるだけです。


確かにその中にはファンになってくれる方がいるかもしれません。


しかし、微々たる人数です。


そういう方は、また別なお得なお店に平気で行きます。


なかなか次につながりません。


いいですか。


仮に貴方の地域に1000人のお客様候補がいたとしましょう。


広告を出しました。


それにより100人の方が来店されました。


しかし、ファンになったのは10人です。


これを2回、3回と繰り返しますと


結果、ファンは100人しか残りません。


900人はもう来てもらえません。


しかし、コンセプトを大切に続ければ、いつかは1000人が全てお客様になる可能性があるかもしれません。


もちろん地道な中で反省や改善などの軌道修正も計れますし。


決して、広告がいけないと言いたい訳ではありません。


しっかり、自分たちのスタンスを捉えて、利用できる広告だけ利用すれば良いというだけです。



今回も最後までありがとうございました(__)