あした１２月８日は、プロ野球で今季の現役ドラフトが行われる日になりますね。
去年はこの現役ドラフトで、全部で１２人の選手が移籍しました。
この中では阪神の大竹耕太郎や中日の細川成也のように、次の年にはチームに大きく戦力となって貢献し、活躍した選手もいた一方、６人の選手が戦力外通告を受けることとなって、結局は全く活躍ができなかったわけで、いずれにせよ、あしたは現役ドラフトの指名対象になるかもしれない選手にはドキドキの日になることは疑いようもないということでしょう。
そのへんを、大竹耕太郎はどう言っていたかというと、デイリースポーツによりますと、今季はチームの日本一に欠かせない戦力になったわけですが、始めは「いい前例にはなりたいと思いますけど、どうしてもネガティブなイメージは正直ちょっとあったので」と話し、「移籍したことで自分の中で絶対やってやるんだという気持ちになったのは間違いないですし。その中でやっぱり（旧チームから）出されるっていうか、すごく屈辱というか、そういう気持ちも半分。新しいところで頑張ろうっていうワクワク感も半分みたいなのは正直な気持ちだったので」と語っていました。
その上で「そんぐらい窮地に立たされている」ものであるという危機感があったようなんです。
まあ、半数の選手は結局は戦力外になったわけですが、可能性としてはこの人たちは元のチームに居たままで残れようが、どうであろうが、かなりの確率で次の年までには戦力外になったんでしょう。
この制度は、そういう活躍できてない、そのままでは危ない選手の救済策として一定の意味があると僕も思います。
選手の外側の要因というか環境を変えてあげるわけですからね。
では、今季の阪神タイガースは自チームの誰を指名対象リストに載せるのか？
基本的には１チームにつき２名、場合によっては３名を指名対象にすることになっていますが、指名対象にするにはいろいろ条件がありまして、それに合致する選手ということになります。
それで考えて行くと、秋山拓巳や馬場皐輔、井上広大、植田海のあたりではないかとか言われているようです。
僕としては、秋山が一番対象になりそうな気がして仕方がないです。
秋山はこのオフの契約更改で、年俸が４４００万円と半減しました。
現役ドラフトのルールでは、２０２３年から「年俸が5,000万円以上1億円未満の選手をリストアップした球団は、5,000万円未満の選手を追加し、3人以上の対象選手をリストアップする」ことが新たに定められていました。
つまり、年俸が半減したことによって、より指名対象にしやすくなったということが言えますからね。
１２月７日の契約更改
糸原健斗（３１歳）↓
年俸８０００万円から１０００万円減の７０００万円
△日刊スポーツによりますと、本人は「個人としては正直悔しい思いもありましたし、その中でしっかり、与えられた仕事を全うしようと思ったので、その中でチームが、僕自身は全然よくはなかったですけど、チームが優勝して、日本一になれて、報われたというか、すごくいい1年になりました」と語りました。
仲の良いヨハン・ミエセスについては、「野球以外で目立っていたので、来年は野球で目立ってほしいですね」と笑顔でエールを送っていたそうです。（ミエセスはすでに残留が決まっています。）
木浪聖也（２９歳）↑
年俸２１００万円から５０００万円増の７１００万円
△スポーツ報知によりますと、本人は「思った以上の額。覚悟を持った１年で優勝、日本一に貢献できて良かった」とコメント。
≫≫≫３．４倍に増えましたね。
しっかりと上がりました。
佐藤輝明（２４歳）↑
年俸８５００万円から６５００万円増の１億５０００万円
△スポニチによりますと、本人は「この3年で成長している部分はあるし、そこは評価していただきました。求めているものはもっとバッティングも守備もまだまだ求めてるぞと言われたので頑張りたい」と話し、「将来的に家を買おうかなと、給料も上がったので、考えていますけど」などとも語りました。
もちろん連覇はしたいそうですが、“アレンパ”という言葉については、「そこまで流行らないと思います」と笑っていたそうです。
連覇したらまた流行語大賞になるかもしれないですよと問われると、「2回連続はないでしょ（笑い）」と言っていたそうです。
≫≫≫来季は４年目になりますが、１億超えました。
こうなると、近本光司や大山悠輔などはもっと上がり方がスゴいかもしれませんね。
きょうはこのへんにしときましょう。
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