2023年冬アニメ 雑な感想



『転生王女と天才令嬢の魔法革命』

ひとこと評価:キャラと作画が良くて面白かった。

絵が綺麗でキャラがかわいい。「リコリス・リコイル」的なガールミーツガールの尊さがあった。

物語の後半に政治色が強くなって最終回どう畳むのかと思ったが、拳を交えたあとに百合をかまして解決。後半はやけに駆け足気味だったり最終回の強引な感じが、作画が綺麗で前半のストーリーが引き込まれるものがあったからこそ気になった。

綺麗に終わったから2期はなさそうだけどできるならやってほしい。


『お兄ちゃんはおしまい!』

ひとこと評価:今期の中でもかなり好きなやつ。見るべき。

昔懐かしの日常系の萌えアニメ。だけど、昨今よく聞く性転換を取り扱った時事的なテーマを持つ作品でもある。

引きこもりで内向きだった主人公が徐々に外の世界の楽しさを知って外にここが向くという心の内の変化を何気ない日常のワンシーンやセリフにサラッと入れるのが上手い。

スタジオバインドの作画もヌルヌルで絵で魅せてくるなあと思った。


『便利屋斎藤さん、異世界に行く』

ひとこと評価:そこそこ面白い。

C2Cがアニメーション制作ということで見始めた。線が細く綺麗な作画が好み。魔術師のモーロックさん関係のギャグは結構面白くて笑った。前半が4コマ風で後半がストーリーものの構成になってたけど、最初は話の展開に少しとっつきにくい感があったのが残念。


『老後に備えて異世界で8万枚の金貨を貯めます』

ひとこと評価:暇でしょうがない人にはおすすめ。

平気で詐欺紛いの行為をするサイコパスな主人公がある意味面白く、またストーリーのチープさが変に癖になって見ていた。

しかし、10話あたりの戦争編から話のテイストが変わって、チープさが悪い意味で目立ち始めて10話にして視聴断念したかったが、ここで切るのはあれだからと最後まで見た。


『NieR:Automata Ver1.1a』

ひとこと評価:イキりキャラが鼻につく。

6話途中で視聴を断念。

9Sというキャラが個人的に受け入れられず視聴をやめてしまった。冷静風なイキりなくせに、戦闘ではハッキングに失敗してる描写が多くてなんでこんなイキってられるのかと思う。

絵は綺麗だけど、妙に淡々とした展開が見ていて飽きた。ゲーム既プレイが楽しむ用のアニメだったのかもしれない。


『久保さんは僕を許さない』

ひとこと評価:ゆるふわラブコメ。

延期により6話までの視聴。

漫画の雰囲気をアニメに上手く落とし込めてる感じ。アニメのテンポが結構早くて、もっとゆっくりやっても良いのになと思った。


『アルスの巨獣』

ひとこと評価:今期一の悪い意味で裏切られたアニメ。

世界観が良くわからないまま話が始まり、回を重ねるほどに謎が増えていき最終回まで謎は謎のまま。しかも、最終回はより強大な敵が登場したところで終了。2期ある感じの終わり方なのに公式からは発表なし。これは打ち切り…

正直、2期があっても見ないとは思う。それくらい話の中身に魅力を感じなかった。羊宮さんが演じるクウミの声と芹澤優が演じるキャラが良かったとは思うが。


『犬になったら好きな人に拾われた。』

ひとこと評価:犬になりたい変態向けのアニメ。

現在のコンプラ的に怪しいラインを攻めたアニメ。

結局人に戻るのかどうかが気になって流し見してたけどそこは最終回に上手く回収されたので納得の終わりかたではあった。


『お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件』

ひとこと評価:主人公の性格と過剰なイチャイチャについてこれる自信のある人向け。

カロリー高めのラブコメだった。付き合ってないのにイチャイチャイチャイチャしてるし、2人とも話が長いし話し方がめんどくさい。

作画が常時怪しい感じだったけど、カロリー高めのうざい絡みも癖になって割と楽しんで見れた。


『あやかしトライアングル』

ひとこと評価:懐かしい気持ちにはなる。

6話まで視聴。

エロアニメ枠かと思ったらエロは少なめで、少し古臭いストーリーと絵柄の懐かしアニメ枠だった。

おにまいと同じ性転換ものだけど、そこら辺の掘り下げは6話時点ではあまりなく、あくまでハーレムの舞台装置的な役割。

正直もう見なくていいかなと思ってるので、やっぱり延期は悪だなと思う。


『ツンデレ悪役令嬢リーゼロッテと実況の遠藤くんと解説の小林さん』

ひとこと評価:まあまあ面白かった。

斬新な設定が面白そうで見始めた。

話を広げすぎずわかりやすく物語が進んでいったので、最終話も納得の終わり方をしたという感じだった。


『解雇された暗黒兵士(30代)のスローなセカンドライフ』

ひとこと評価:いまいちパンチが足りない内容。

ノリが若干古くさい気がしたが、ながら見するのにはちょうど良かった。主人公は魔法が使えない天才という転天と同じ設定なんだけど、なろう系ではあるあるの設定なのか?

魔族に育てられた人間族の主人公が2つの種族の和平のために対話をしようと言い続けてうまいこといくという内容だった。主人公の立ち位置的に明確な敵はいないので主人公VS敵みたいな構図をイメージしてみるとフワフワしてるように見えるかも。


『TRIGUN STAMPEDE』

ひとこと評価:劇場クオリティの作画とストーリー。見るべき。

3DCGのアニメだが、違和感なく見られた。まずはそこがすごい。主題歌もOP、ED両方とも作品の雰囲気や世界観を補完する良い曲だった。

1話から最終話まで、密度の濃い内容で、最終回は終わりに相応しいスケールのでかいバトルだった。ただ、これ以上のものが2期では見られるのか?という不安もある。


『もういっぽん!』

ひとこと評価:今期の熱いスポーツアニメ枠はこれ。今期一おすすめ。

個人的には今期の中で最も熱い展開のアニメだった。姫野先輩がカッコいい。

このアニメは試合に勝つことじゃなくて負けることも普通に描くけど(数秒で負ける試合もある)、敗戦から得られる経験や気持ちを大事に描いていて、そこがこのアニメの熱量の高さに繋がってる。

2期熱望の出来だった。


『Buddy Daddies』

ひとこと評価:後半から面白い。おすすめ。

最初数話はガバガバなスパイ描写とイライラする子供の描写が目立ってキツかったが、保育園入園以降はスッキリ見やすくなってよかった。親と子が共に成長していく過程は見ていてあったかい気持ちになれた。

話の展開は同じP.A.WORKS製作のアキバ冥途戦争に似た感じだったが、テンプレをなぞった展開のため心理描写に入り込みやすかったのは良かった。


『シュガーアップル・フェアリーテイル』

ひとこと評価:展開は昼ドラっぽいけど絵はとても綺麗。人を選ぶ内容だがおすすめ。

最終話が衝撃的な終わり方。Twitterを見ると分割2クールで7月から放送決定のツイートがあったが、この終わり方で7月まで待てない…

男性社会の砂糖菓子職人の世界で、銀砂糖師という称号を手に入れるために様々な妨害や困難を乗り越える女性の姿は今の時代にこそ相応わしいのかもしれない。少し昔の作品だが今アニメ化された意味は十分にあると思う。

主題歌と絵の色使いが美しく、作品のドロドロした部分とのギャップがあるのも良かった。


『僕のヒーローアカデミア(第6期)』

ひとこと評価:アニメ追ってた人は満足する出来。

安定のクオリティで6期も終わった。だが、戦争編は登場キャラも多く話が間延びしてる感じがあった。ナルトも戦争編はそういうイメージだったので、最終決戦的なものの間延び感はしょうがないのかもしれない。

お茶子の演説シーンは声優の演技も良く感動した。


『陰の実力者になりたくて!』

ひとこと評価:シュールな笑いが癖になる良アニメ。

正直ストーリーは良くわからないけど、主人公の勘違いが生むシュールギャグが面白いから見てた。あと「アイアムアトミック」は製作陣の愛を感じて好き。


『異世界おじさん』

ひとこと評価:延期が惜しいと思わせるほどには笑える良いアニメ。

ようやく最終話が無事に放送。最終話タイトルの「みんなのおかげだ、ありがとう」は、話の内容だけでなく延期延期で最終話を終えたこの作品の存在にも掛かってそう。

話は適度に面白いギャグとわかりやすいが飽きさせない展開が良かった。


『Call Star-ボクは本当にダメな星?-』

ひとこと評価:杉田智和ファン向け。

2話で視聴を断念。

広州九五年動画有限公司という中国のアニメーション制作会社が作ったアニメの日本語吹き替え版。

杉田智和が好きなら楽しめるのかな?


『氷属性男子とクールな同僚女子』

ひとこと評価:自分の好みから大きく外れた作品。

1話途中で視聴を断念。

恋愛コメディものだけどコメディ部分が寒い。キュンキュン描写が見ててウザく感じた。また、同クールにお隣の天使様やら久保さんやらがあるのでそっちで良いかなとなってしまった。


『もののがたり』

ひとこと評価:好みじゃない。

2話で視聴を断念。

見続けたら面白いかもしれないけど、絵柄と作品の雰囲気がイマイチ刺さらなかった。


『トモちゃんは女の子!』

ひとこと評価:コメディのノリが好きじゃない。

2話途中で視聴を断念。

恋愛コメディものだけど、ノリが自分の好きなやつじゃなかった。また、メイン2人の幼馴染みの群堂みすずがことごとくつまらないことばかりするのが見てて辛かった。

マハラージャンのOPは好きな曲だった。


『スパイ教室』

ひとこと評価:絵はいいけど脚本はやばい。

3話途中で視聴を断念。

脚本が…。キャラデザ良くてアニメーション制作がfeel.だったので楽しみにしてたけど悪い意味で裏切られた。監督は去年やってた新テニスの王子様と同じ人らしい。


『とんでもスキルで異世界放浪メシ』

ひとこと評価:ご飯食べながら見るのに丁度いい。

深夜アニメ版、孤独のグルメみたいな感じだった。起伏の少ないストーリー展開は孤独のグルメっぽい。そこに特殊スキルで敵を無双、異世界の常識を簡単に覆して俺TUEEEする異世界アニメが組み合わさった感じ。

肉系料理ばっかりで料理アニメとしては飽き飽きしてくる。せっかくネットスーパーが使えるならもっと活用して手の込んだ料理も作って欲しかった。