最近、年配のヘルパーさんをよく目にするようになった。
他にも年齢が上がったと感じる職種は、
コンビニの店員、ネットスーパーの配達員。
年齢制限のない職種ばかりだね。
介護の仕事は、キツい、汚い、給料安い、と、
ネガティブなイメージが大きくて、
だから、わざわざなりたいと思う学生が少ないんだと思う。
もちろん、やり甲斐のある仕事だろうし、
社会的な意義も大きい。
でも、若い人には
他にも就ける職業が沢山あるからね。
だから介護の仕事は、
「介護でもするか」「介護しかないか」でしか
選択されないのかもしれない。
だったらいっそのこと、
「未来への保険」という価値を付け加えてみたら、
どうだろう?
つまり、介護職に就いた人には、介護職特典として、
将来いつか自分に介護が必要になった時に、
そのポイントを使えるようにする。
介護の仕事に携わった時間分の介護を、
自分の為に使えるようにするとか、
自分の親兄弟の介護にも使えるようになる、となれば、
自己投資として考えてくれないかなぁ。
国全体は無理だろうけど、
地方自治体とか、企業とか、組合とか、
そういう小さな単位でなら出来そうじゃない?
少なくとも、年金よりは確実。
この国は弱者の面倒なんか看てくれないからね。
自分で自分を守るしかない。
介護士だけじゃなくてヘルパーも、ボランティアも、
もちろん介護家族も、
バウチャーみたいに経験を蓄積できたら、
「終活」よりもブームになるんじゃないの?
全ての人に、いつか必ず必要になるコトだからね、「介護」。