今日はPTだった。

案の定、病院に着くと顔が赤い。
少し熱っぽくなった。

お腹のポンプが壊れているせいで、
今まで600マイクロ/デイで、
直接、髄腔に流していた抗脛縮剤の作用分を、
全て経口剤からまかなうのは不可能で、

なるべく血液中の薬の濃度が一定になる様に、
数時間おきにこまめに服用してはいるが、


それでも色んな所に無理が出る。

すぐに熱が出るし、
体内にこもって下がりにくい。

こんな経験は、もちろん初めてだ。
ネットで検索しても体験談なんか出てはこない。


全ては手探り。

身体を冷やすと緊張が強くなるので、
無闇に保冷剤などを使うのは良くなかった。
また解熱剤は効果はあったが、
薬の作用が強過ぎて、幻覚が現れた。



けれど、
身体を少し動かす事は、
多少は良い様な気がしている。

もちろん運動量が適度である事が必須で、
多過ぎると、筋緊張が揺り返して来るので、
慎重な判断が必要だ。



PTで、歩行して、
あとは、かなりの時間、
身体をほぐしてもらったら、
熱で赤かった頬が、普通の色に変わった。

胸も背中も、緊張が強く出ていて、
呼吸にも影響が出ていたらしい。
「これじゃあ痰も出にくいでしょう。」

聴診器で胸の音を聞きながら、
ゆっくり動かしてもらった。


その後、急にトイレに行きたいと言い出して、
オシッコをしたら、
濁った臭い尿がたくさん出た。

汗もかいたし、
何だか身体が軽くなったらしい。

(乳酸がたくさん出たんだ。)

やれやれ。
ほぉっと息をつく。




こんな事は、
長くは続かない。

それは充分に分かっている。

それでも、
心配は、
今夜は上手く眠れるか、という事。





神様なんか、いやしない。
祈りやなんかで治る病なんて、

ひとつだって、
この世にはない。





















こちらも宜しくお願い致します。
◯闘病ブログ「苺畑でつかまえて/カツ&サリー闘いの記録」
◯コミュニケーション掲示板「仮想空間ライブハウス/sally's BAR」
◯つぶやき風ひと言ブログ「苺畑の雑記帳」