第72回全大阪オープン珠算選手権大会 By 藤井 智貴 | はやしそろばん総合学園 大会観戦・参戦記

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 みなさんこんにちは!今年2回目の参戦記を書かせていただきます、藤井智貴です。よろしくお願いします!

 

 今回書かせていただくのは、「第72回全大阪オープン珠算選手権大会」。この大会は全国トップレベルの選手が一堂に会し、熱戦を繰り広げます。問題の難易度も高く、この大会で残した結果というのは、1年間の頑張りを表してくれる指標の一つだと考えています。また、夏の大会の締めくくりとしてとても気合の入る大会です。

 

 まず、この大会に参加する上で事前に決めなければならないのは、団体総合競技のメンバー3人を誰にするかということです。7月上旬に行われた、はやし団体メンバー選考会。団体メンバー3人のうち2人は毎年のようにカッツ(勝又美貴)、モーリ(森拓磨)で固定。残る1人の枠を争います。1週間に及ぶ選考会の末、去年初参加でいきなり中学生最優秀となったりか(松川りか)が勝ち抜きました。自分は惜しくも選ばれず...。もちろん、悔しい!という思いはありましたが、同時に切磋琢磨しあえる仲間が近くにいることに嬉しさも覚えました。その後は、切り替えて団体メンバーに負けない点数を本番では取ろう!という思いを胸に練習に励みました。夏休み中は朝から夕方までは教室で、家に帰ってからも少々練習し、少しでも自分の自信になるようにと頑張ってきました。お盆休み中もはやしの普段の授業は休みでしたが、本部教室を開けていただいたり、仙台の土屋そろばん教室にお邪魔し、今回参加するツッチー(土屋宏明)と一緒に練習させていただいたりと全大阪に参加するメンバー全員で頑張ってきました。そんな中、大会2日前の金曜日にあるサプライズが...。それは団体メンバーの変更でした。カッツと自分が変更とのことでカッツの方が実力的に上なのになんで?と混乱しましたが、その夜に来たカッツからのLINEで理由がわかりました。しかし、そこで気負ってしまうと空回りして本番で納得のいく結果が出せないような気がしていたので、団体メンバーだと気負わずに頑張ろうと思って最終調整を行いました。

 

 ついに出発当日。9時から2時間ほど本部で練習し、少人数での参加のため飛行機での移動となりました。伊丹空港に着くと、焼けるんじゃないかと思うくらいの暑さ、日差しの強さに驚いたり、レンタカーのカーナビに振り回されたりしながらホテルに到着。各自の部屋で約2時間練習し、毎年恒例となった近くの中華料理店で夕食を食べ、それぞれの調整をし、早めに就寝。

 

 いよいよ大会当日。睡眠をしっかりとれたので、体調は万全の状態です!10時開会なのでゆっくり準備して会場へ向かいました。着くとすぐに指慣らしをして開会の時を待ちます。開会式では優勝杯返還、選手宣誓などがあり、いよいよ競技開始です!予定とは違って個人総合競技から開始でした。乗算、除算、見取算、伝票算、乗暗算、除暗算、見取暗算、伝票暗算それぞれ150点満点の合計1200点満点で競います。この大会では1種目ごとの交換採点のためその間に集中を切らさないことが大切になります。今まで頑張って来たことに自信を持って1種目1種目全力でやろうと思って臨みました。自分としては練習以上に余裕を持ってどの種目もできたので特に大きなミスはないだろうなという感じで8種目すべてを終えました。

 そのあとすぐ読上暗算、読上算の予選、準決勝が行われました。この大会では午後から種目別決勝が行われるのですが、そこに残るためには各種目の準決勝で上位10人に残らなければいけません。自分は読上暗算で決勝進出、読上算では準決勝敗退という結果でした。まず1種目決勝に残れたことに一安心。

 その後、個人総合競技の各8種目の準決勝が行われました。準決勝に進出できるのは基本的に満点獲得者なので選手としては準決勝の時点で大体自分のとった点数を予測できます。自分はどうだったかというと…乗算、除算の時点でどちらも準決勝に残れず...せめて除算は満点取りたかった泣。ここまでで嫌な予感しかせず、残念な結果しか待っていない、このままだと一昨年と同じだとテンションガタ落ちでした。しかし!そこから巻き返し、そのあとの6種目では全て準決勝に残ることができ、希望の光が見えて来ました!まあ、どの種目も準決勝で敗退しましたが。。。ここで痛感したのはやはり計算スピード、書くスピードがまだまだ遅いということ。来年への課題がはっきりと見えた瞬間でもありました。準決勝全てが終わり、ここで午前の競技終了。午後の競技は別の会場に移り再開されます。

 

 午後はまず2等・3等決定戦、3等・佳良決定戦が行われました。自分は3等・佳良決定戦に残りました。3選手中2番目挙手で競技終了。なかなかない経験だったのでとても貴重な時間でした。このあとすぐに1200点満点獲得者6名による優勝決定戦が行われました。その中にはツッチーとカッツが!特にカッツ!すごすぎです!!カッツ自身練習を満足にできていない状況だったため団体メンバーを辞退したとのことでしたがそんな中でも本番で満点を取ってくる。底力の差をとても感じますし、それはこれまでに積み重ねてこられた練習量によって築かれたものだと思うので自分自身もっと練習を積み重ねて少しでも先輩方に近づけるように頑張っていきたいと思います!話を戻して...優勝決定戦の問題は個人総合競技の3分の1の量、制限時間は4分の1の時間で行われます。選手によって戦い方が異なるのでそこも注目すべき点の1つです。もちろんツッチーとカッツで優勝、準優勝を独占してくれることを願って観戦します。しかし、カッツが全種目終わった時点で計2題ミス。この制限時間と会場の雰囲気の中でこれだけのパフォーマンスができるというのはこちらからすると流石だなと感じますが、優勝するには満点を取り且つスピードもはやくなければならない。やはり日本のトップは違いますね。。そんな中スピードでも圧倒し、満点を獲得したツッチーが見事優勝!!今回で全大阪通算10回目の優勝とのことでした。おめでとうございます。

 このあと個人総合競技と団体総合競技の優勝発表、表彰式が行われました。個人は先ほど述べた通りツッチーで、団体はけいさんぎのうさんでした。点数は3585点。ダントツでした。インタビューで黒澤選手が練習通りの力を本番で出すために直前の練習を工夫しているとおっしゃっていて、その内容はとても参考になりました。来年は団体メンバーとして団体優勝も狙って頑張っていきたいと思った瞬間でした。

 

 そしていよいよ種目別決勝が始まります。スピード感溢れる競技で、会場中が固唾を飲んで見守ります。また、毎年、大会記録更新なるか?というところも注目されます。ここからは種目ごとに書いていきまーす。

➀乗算

1位:弥谷拓哉選手 2位:原子弘務選手 3位:宮本理香子選手

40秒を切っていた選手がとても多くやっぱりここを目指さなきゃと改めて感じました。来年は決勝出たい!

 

②除算

1位:弥谷拓哉選手 2位:ツッチー 3位:カッツ

今年は本番に除算で点数を落としてしまうことが多いので、克服するために頑張ろう!そして追いつきたい!と思わせてくれるほどレベルが高く、刺激になる決勝でした。

 

③見取算

1位:ツッチー 2位:金本愛夢選手 3位:辻窪凛音選手

りかが決勝進出を決めた時に全員で大喜びしたのはとても印象に残っています。見取算のスピードが一番全国との差を感じる部分なのでこの決勝は別格でした。まずはコンスタントに5題1分切れるように頑張りま〜す。

 

④伝票算

1位:原子弘務選手 2位:阿久根誠司選手 3位:金子優希選手

伝票算5題で1分切るなんてまだ考えられない。。。けどみんな1分切ってる。。。めくり方、挟むスピードなどまだまだ改善の余地があるので1分目指して頑張るぞー!

 

⑤読上算

1位:金本愛夢選手 2位:浅野貴広選手 3位:西純平選手

決勝の会場では選手席からだと聞き取りが難しいように感じたのでそのような状況、緊迫した雰囲気の中で当てていく選手の姿を食い入るように見ていました。

 

⑥読上暗算

1位:杵川日向雅選手 2位:大内崚聖選手 3位:ツッチー

自分自身今大会唯一の決勝進出種目。密かに入賞を狙っていたのですが10桁で早々敗退。13桁以上当てられるように練習しながら、12桁以下の正答率を限りなく100%に近づけていきたいと思います。来年こそ...。

 

⑦乗暗算

1位:磯貝勇誠選手 2位:小川理緒選手 3位:松田沙也香選手

10題10数秒で決着がつくのでよそ見厳禁の競技です。トップレベルになると0.数秒を縮めるにも一苦労します。タイムを縮めるために問題用紙をめくるところから書くスピードまで改善の余地は多くあるので辛抱強く努力し続けたいと思います!

 

⑧除暗算

1位:磯貝勇誠選手 2位:弥谷拓哉選手 3位:ツッチー

ここで今大会初の新記録樹立!しかも2人!磯貝選手の7.6秒と弥谷選手の8.0秒でした。ツッチーもめくるときのミスがなければ...。それにしても盛り上がりが凄かったです。。

 

⑨見取暗算

1位:弥谷拓哉選手 2位:黒澤大地選手 3位:金本愛夢選手、磯貝勇誠選手

ここでポイント制で行われる種目別最優秀(松本杯)をかけた争いに決着がつきました。見事、見取暗算でも1位に輝いた弥谷選手が獲得しました!おめでとうございます!!あの時のガッツポーズが種目別最優秀を獲得することの大変さ、凄さを象徴していたように思います。

 

⑩伝票暗算

1位:ツッチー 2位:高倉佑一朗選手 3位:原子弘務選手

ここで今大会2つ目となる新記録樹立!ツッチーの21.2秒でした。唯一塗り替えられていた記録を自身で塗り替えました。

 

 ここで競技の一切が終了しました。あとは表彰式のみ。団体総合競技は2等でした。団体メンバーは固定なのでその3人が同時にベストな点数を出すということはとても難しいことであると改めて感じました。しかし、それをやってのける教室があるからにはそこを目指していきたいと思います。来年はどのメンバーになるのかまだわかりませんが全員でそこを目指してまた頑張っていこうと思います。続いて個人総合競技。はやしからは2等にカッツ、3等にモーリと自分、佳良にりかが入賞しました。りかは中学生優秀選手にも選ばれました。

 

 帰りのフライトまでの時間を考慮して表彰式の終了を待たずして会場を後にし、伊丹空港へと向かいました。空港で夕食を食べ、お土産を買い、9時過ぎに無事宮城に帰って来ました。

 

 今年の夏はそろばんをやって来た中で1、2位を争うほどの練習量をこなして来たのではないかと思います。そんな中で全大阪での過去最高点数を取れたことは素直に嬉しかったです。しかし、課題が多く見つかりました。ざっくり言えばスピードがまだまだ足りないということ。この課題を特に意識してこれからの練習に励んでいきたいと思っています。東北大会も終わり、今年はあと2つ(3つ?)の大会に参加しますが、どれもレベルの非常に高い大会なので、納得のいく練習をこなして、自信を持って大会に臨みたいと思います。今は11月に群馬で行われる全国大会に向けての練習が始まりました。今回はどの部門においてもここ数年で1番の結果を狙えるかも?優勝も?というくらいのメンバーが揃っているので小学生から高校・一般まで一丸となって全力で頑張っていきたいと思います!結果をお楽しみに!!

 

 それでは今回の参戦記はこの辺で終わりにしたいと思います。最後まで読んでいただきありがとうございました!!

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