関孝和先生顕彰 第68回全日本珠算競技大会 By 森 拓磨 | はやしそろばん総合学園 大会観戦・参戦記

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はやし学園観戦記をリニューアル!!
大会の様子等が余すことなく綴られています。

 今回、「関孝和先生顕彰 第68回全日本珠算競技大会」(以下、藤岡)観戦・参戦記を担当することになりました、森です。実は同大会観戦記を執筆するのは2度目になります。9年前に執筆した文章が、ホームページリニューアルをきっかけに削除されてしまい、残っていないのです…笑。しかし、当時高校生の自分が書いた文章を読み返すのはあまりにも抵抗があるので、削除していただいて逆にありがたく思っています(*´ω`)

 また私にとって、全国大会デビュー戦を飾った思い入れのある大会であります。初参加から早16度目となりました。それに比例して年齢のほうもそれなりに…。ですが、まだまだ意欲は持ち続けています!

 

 社会人となり3度目の藤岡。今回もはやしとは別行動で仕事終わりに現地入りすることになっていたのですが、職場を出るとすぐに三陸道に入るインターチェンジがあるため、無駄な時間を省けるということから自家用車で移動することに。途中休憩を入れず、藤岡市に位置するホテルへ直行。他人を乗せていないということもあり、変な気を使うこともなく、思ったほどの疲れもなくスムーズに到着。すぐさま夕食へと向かい、戻って少々の練習。就寝。熟睡することができ、疲れをほぼ取ることができました。

 

 当日。天候は快晴。風もなく、むしろ暑すぎるくらいでした。毎年ホッカイロを握りしめて会場入りするところが、今年はその必要が全くなく、本当に絶好の大会日和となりました。

 今年ははやしの中で初参加者はおらず、小学生も昨年よりリラックスして会場入りしたようにも見えますが…。自分の席につくなり一気にガチガチになる姿もあり、まだまだ初々しいなーなんて勝手に感じていました。また今年の小学生に関しては、奇跡が起こることを願って、個人優勝のみならず団体優勝もひそかに狙っていました(完全なる独りよがりだったかもしれませんが…)。この子達の練習を間近で見てきたからこそ、可能性を信じ、力を出し切れば…と切に願っていました。子供たちに軽く声をかけ、自身の競技会場となる別の棟へ移動。後は自分自身のことだけを考え、最後の練習へと取り掛かります。

 

 先に述べた通り、小学生の部は体育館にて、中学生の部、高校生・一般の部は別棟での競技となるため、実質全部門が一堂に会すのは開会式と閉会式のみとなります。無論、他部門の観戦は不可能ですので、この文章では自分が参戦した高校生・一般の部のみの競技の様子しかお伝えできません。ご了承ください。

 

 開会式終了後、各々の会場へ戻りすぐさま個人総合競技。

問題程度はといいますと、、、

小学生の部 … 全国珠算教育連盟珠算検定試験2級程度

中学生の部 … 同1級程度

高校生・一般の部…同段位程度

を、全種目制限時間のハーフタイムにて行われます。

私にとってただでさえ余裕のない問題内容ですが、昨年最終種目・応用計算において、複雑かつ悪意(?)のある問題が一題出題。そのせいもあってか全部門通して満点獲得者はゼロ。同じ過ちは繰り返さぬよう、細心の対策をして当日まで準備してきました。終わってみれば、乗算での若干の手応えの無さはありましたが、応用計算では特に躓くこともなく無事に競技終了。

 交換採点。いつも通り耳を塞ぎながら、バツがつけられる音を遮断するよう、自分の答案にそっぽを向けるような無理な姿勢に切り替えます笑。さすがはベテラン選手の集う部門。数字の判読は慣れたもので、10分かかるかどうかの時間で早々と全選手採点終了。

手元に戻ってきた封筒に書かれていた点数…1470点。。。何とも中途半端な点数。満点を狙いに行っていただけあって、不完全燃焼な成績にがっかり。乗算2題、応用計算1題。ここ最近競技終了後、とあるドラマのセリフにあった「満点以外は0点と同じこと」という文言を思い出します。思い出すだけで上達するわけではありませんが、まだまだ体にムチ打って頑張っていかなければないようです。

 

 10分少々の休憩を挟んでいる最中、今回選手としてではなく引率として来ていた土屋宏明先生からLINEが。はやしと土屋そろばん教室から参加した小学生全選手の合計得点が送られてきました。見てみると……。成績云々より、みんなよく頑張った!!と声をかけてあげたくなるような気持ち。詳細な成績はホームページに掲載してありますのでそちらをご覧ください。

 

 続いて読上暗算競技。今年は全問題5口で進められました。近年、低学年のレベルの上がり具合が目立っておりますが、大人も大人で負けていないようです。そろばんを使う読上算競技の桁数が16桁なのに対し、読上暗算は18桁…。ずいぶん大胆な桁数設定だなーなんて思っていましたが、出来る選手がいるから、18桁スタートにしているのです。同じ珠算人とは思えないくらいの超人技だと思っておりますが、自分の努力不足も否めません。。今年は18桁での正答者は出ませんでしたが、続く17桁にて、千葉県・竹澤祥加選手お一人が正当され、優勝が決まりました。おめでとうございます!!

 

 続く読上算競技。生身の人間が読む限界のスピードを追い求めた結果、昨年コンピュータの自動音声による競技が実現しました。選手と読み手との真剣勝負が垣間見られるこの競技でしたが、選手側のほうが若干優勢に立ったことを意味するのでしょうか。やはりここでも珠算界全体を通してのレベルの上がりようが見て取れます。

 今年の要綱にもコンピュータを使用する旨の記述があったので心して臨むつもりでいましたが、実際は使用しませんでした。その分若手委員が1名増員となり、「世代交代」をにおわせるような新旧の読み手による競技が展開されました。まだまだ選手と読み手との真剣勝負は続くようです。

 前置きが長くなりました。競技は7桁~16桁固定で進められていきます。最初の1題のみ15口、2題め以降は10口でしたが、そこで単独で1発正当をされた千葉県・北村瑠菜選手が文句なしの優勝に輝きました。おめでとうございます!!

 

ここでいよいよ最後の決着の時、個人総合競技優勝決定戦です。今年も高校生・一般の部における満点獲得者はゼロ。石川県・松田沙也香選手、千葉県・金子優希選手、東京都・宮本理香子選手の3名が1490点で決勝の舞台へ駒を進めました。

 3名中2名終了時点でやめ、というルール。後ろから見ていても緊迫した状況が伝わってきていました。水を打ったような静けさの中、第1挙手は松田選手。続いて金子選手が挙手され、その時点で計時終了。12時前には高校生・一般の部の競技の一切が終了しました。

 

 ここで毎年恒例昼食休憩を含む長時間に渡る懇談時間。他県の選手、先生と交流がある故、毎年貴重な情報交換の場として非常に有意義な時間を過ごすことができています。

 そんな大人チームとは裏腹に、小学生の部は参加人数、入賞枠の多さから、どうしても競技時間が長くなってしまいます。中学生以上は12時台には終了するところが、小学生は14時近くまでかかっていました。何だか可哀想な気もしなくもないですが、競技の進行上どうしようもありません。お腹を空かせて戻ってきた子供たちに早々とお昼ご飯を食べさせ、今日の調子はどうだった?とか捻られた問題出なかった?と軽く競技の様子を聞いて周ります。また来年、リベンジしようね!!

 

1440分に団体・個人総合競技の表彰式開始のアナウンスが。

小学生の部。団体総合2等、個人総合33名入賞。

中学生の部。個人総合において当学園・松川りか選手が見事優勝!!今年に入っての数々のビッグタイトル(宮城県大会、全大阪オープン、東北大会)を総なめにしてきたりか。新たな優勝記録を打ち立てることが出来ました。本当におめでとう(^^)/

高校生・一般の部。団体総合2等、個人総合21名、32名入賞。

はやし全体としてはまずまずだったのかな、と思います。

以上で大会の全行程が終了。無事閉幕を迎えました。

 

さて、私自身としても、今年度の大きな競技大会出場は事実上終わりました。年齢を重ねるに連れての体感速度の速さは異常だ、と感じている今日この頃。つい8月に京都で開催された全日本珠算選手権大会に参加してきたばかり…という感覚でいましたから、それがあっという間に11月を迎え、藤岡大会も終わってしまいました。それと共に全国レベルの上がりっぷりも異常なスピードで加速しています。この流れにのまれないよう、自身の技術の向上に邁進していきたいと思っています。

 

以上で観戦・参戦記を閉じようと思います。

ちょっと早いですが、また来年もよろしくお願い致します(*´ω`)

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!

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