これは、自閉症の我が子に対して、本気でABA療育に取り組み、悪徳の療育者によって破産にまで追い込まれた親の体験記です。


私たち家族と同じような目に遭う人が2度と出ないことを願い、書き記すことにいたしました



【兆候】


息子が5ヶ月になったころ、妻は息子を連れて、親子教室で知り合ったお母さん(Yさん)のマンションに遊びに行きました。


4家族が集まって、持ち寄ったお菓子を食べながらお話をしたそうです。


Yさんの息子さんと、ウチの息子、Aさんの娘さんと、Hさんの息子さんの4人全員で、5ヶ月と書いたポップを置いて記念撮影もしてきました。

 


帰ってきた妻に、「どうだった?^ ^」と聞くと、


「楽しかったよ、でもね。。」と浮かない表情です。


「なんかあった?」と聞くと


「なんか息子くん、他の子と違うんだよね。。あまり私とか他のお母さんを見なくて、部屋の一点ばかり見てて、他の子は子供同士で手を伸ばしてお互いに触ろうとしたりするんだけど息子くんは全然そういうのしなかったんだ。」


私は、その話を聞いても、たまたまじゃないかなと思い心配はしていませんでしたが、この頃から妻は息子の特性を感じていたのです。