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【転載開始】
■大谷翔平は米国人から嫌われている?
メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き
公開日:2025/10/31
30日のWS第5戦の三回、空振り三振に倒れた大谷
(C)ロイター/Imagn Images
また、落選だ。
大リーグ選手会は日本時間30日、選手間投票に
よる各賞を発表。
大谷翔平(31=ドジャース)は年間最優秀選手と
ナ・リーグ最優秀野手の2部門で最終候補に入って
いたものの、いずれも選ばれなかった。
年間最優秀選手には捕手として史上最多、
今季メジャートップの60本塁打を放ったローリー
(28=マリナーズ)がア・リーグ最優秀野手と
同時受賞。
ナ・リーグ最優秀野手には56本塁打、132打点で
2冠を獲得したシュワーバー(32=フィリーズ)
が選ばれた。
米野球専門誌「ベースボール・アメリカ」の
MVPはジャッジ(33=ヤンキース)、同じく
「ベースボール・ダイジェスト」はローリー。
メディアに続き、選手が選ぶMVPも大谷では
なかったのだ。
大谷はシュワーバーに1本差の55本塁打を
放ってなおかつ、投手としても14試合に先発
して1勝1敗、防御率2.87。
今季は二刀流が復活したうえ、MLBによるMVP
の指標となるWAR(勝利への貢献度を表す数値)
は9.4で、ジャッジの10.1に次ぐメジャー2位。
打者だけの7.5もナ・リーグではトップだ。
なのに選ばれなかったのはなぜか。
野球文化学会会長で名城大教授の鈴村裕輔氏
はこう言った。
「2年連続50本塁打を放って来季以降の期待も
大きい大谷に対し、シュワーバーの50本塁打は
今年が最初で最後という可能性もある。それな
らシュワーバーに投票してもいいんじゃないか
というのが選手としての心情だったのではない
か。選手にはメディアが重視するWARのために
プレーしているわけではないという気持ちもあ
る。勝利への貢献度より、最も多い本塁打を
打った事実を評価したいということです」
選手たちは口々に大谷を
「ユニコーン(一角獣と呼ばれる伝説上の動物)」
などと呼んでいるものの、腹の中は別ということ
か。
米誌コラムニストのビリー・デービス氏は
こう言っている。
「米国は基本的にパワーヒッターがもてはやさ
れる。個人タイトルの中でも本塁打王は特別な
意味をもちます。アジア人の大谷が昨年まで
2年連続本塁打王を獲得したことに、米国人は
内心、忸怩たる思いでいる。クチにはしません
けど、冗談じゃないと敵愾心すら抱いています」
大谷には目に見えない部分で、逆風が吹いて
いるようなのだ。
【転載終了】
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基本的に、大谷選手は野球をして勝つこと
だけを考えているので、賞についてはあまり
気にしてないのでは。
それが大谷選手なのでしょう。
米国人の根底にはアメリカファーストが
あり、それをトランプが公に口にしただけ
だと思うのですがね。
