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【転載開始】
■吉村代表こそ「ホント適当なんだな」・・・
衆院議席3分の1が比例復活の維新が
ゾンビ議員削減と訴える大ボケ
公開日:2025/10/24
センターピンは「政治とカネ」と「経済対策」
でしょ。「身を切る」うそっこポーズ
(C)日刊ゲンダイ
「平成の無責任男」ことタレントの高田純次
は肩ひじ張らない絶妙なテキトーぶりが愛され
るが、永田町に出入りする「令和の無責任男」
の大ボケには「ええ加減にせえ」とツッコみ
たくなる。
自民党の高市早苗首相と連立を組んだ
日本維新の会の吉村洋文代表(大阪府知事)
のことだ。
吉村氏は連立条件について、高市氏との
初協議では副首都構想と社会保障改革を
「2本柱」に位置付けたが、合意直前に
「議員定数削減が絶対条件」と注文を付け
始めた。
以降、「定数削減は維新の原点」とコトある
ごとに繰り返してきた。
22日の定例会見でも「センターピンは定数
削減」と強調。
民主党政権時代に自民との間で交わされた
定数削減の約束が果たされていないことを重ね
て訴え、他党からの反対意見を念頭に
「もともとは自民と民主党との約束」
「(他党は)できない理由を探している」と
語気を強めた。
吉村氏が削減対象に据えるのは、衆院の
比例代表176。
自民と連立合意した20日に自身のユーチューブ
チャンネルで生配信した動画で、
「(比例)170やっぱ多いでしょ。ゾンビ議員
いっぱい作るような制度ほんまにいいんですか」
と投げかけた。
ゾンビ議員とは、小選挙区で落ちたが比例
復活した議員のこと。
維新では衆院35議席のうち約3分の1を占める。
自身も大阪4区から出馬した2014年衆院選で
比例復活したゾンビ議員だったのに、
比例復活組をどう納得させるのか。
22日の会見で言い放った「地域で選ばれるよう
に努力をしましょう」が答えだ。
何ともエラソーな態度だった。
「維新内部からも反発が強まること必至です。
比例代表中心の定数削減は、少数意見を切り捨
て、新興政党の参入を妨げる暴論。そもそも
平成に入ってから議員定数は減っていますし、
比例復活を問題視するなら小選挙区との重複
立候補を禁止すればいいだけ。コストカットで
はなく、なぜ国会議員の仕事量を増やす議論を
しないのか。『なぜ自民と連立するのか』
『裏金自民を延命させるのか』という批判を
かわすための『身を切る』ポーズでしょう」
(ジャーナリスト・横田一氏)
吉村氏といえば、定数削減が急浮上した経緯
を報じた一部報道に反発し、自身のSNSで
〈メディアって、ホント適当なんだなって改め
て思います〉とクサしていた。そのくせ、ここ
最近は朝から晩までテレビ出演に忙しい。一事
が万事、テキトーすぎる。
【転載終了】
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維新議員が大阪圏だけで当選するのも
妙な感じですよね。
わが県でも維新崩れの議員が維新では
当選できない為、無所属で野党の支援を
受けて当選、しかし、ひと月もしない
うちに自民に入党。
野党はいい面の皮ですが。
こんなのが維新の議員なんでしょうが、
なんとなく、ウサン臭さ感じてしまうの
は私だけでしょうか?
