【ベルリン時事】安倍晋三首相とドイツのメルケル首相の首脳会談が行われた
ベルリンの首相府前で30日、会談時間に合わせ、
市民や在留邦人ら約50人が安倍首相に脱原発を訴えるデモを行った。
 デモ隊は「安倍首相に抗議します」との横断幕を掲げ、
「再稼働反対」「さよなら原発」とシュプレヒコールを上げた。

 参加した主婦ヘートウィヒ・ツォーベルさん(63)は
「東京電力福島第1原発の事故が起きた日本で原発が再稼働されたら最悪」。
タクシー運転手ベルント・フリーベーゼさん(54)は
「安倍首相に国民と子供を守れと言いたい」と話した。

在ドイツ外国人記者協会会員のフリージャーナリスト、梶村太一郎氏は、
「日本の首相のドイツ訪問で抗議デモが行われたのは、
わたしの知る限りでは戦後史上初めてのことです。
それ自体が日本の社会危機の現れを語っています。」と話す。

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このデモは、各国の報道陣が世界に配信したとのこと・・・

そして、安倍首相はドイツメディアから「脱原発をしないのですか?」
というような質問を受けたところ、「簡単に原発はやめられない」と答えています。
これはドイツでは大きく取り上げられているようで、
更にドイツ国民の対日感情が悪化する可能性が高いとのことです。

当然でしょう、原発の事故は当事国だけの問題ではないからです。

米国の西海岸では、漁業が影響を受けており、
日本の対応にかなりの批判が出ているようです。


新たな情報が入りましたので追加します。

オランダを訪問した安倍総理に対して、
オランダの有力紙が「世界を敵に回す安倍」と断罪する記事を書いたそうです。