鹿児島県の衆議院選挙補欠選挙の結果は、
当選・落選しか一般に公表されていませんが、得票率は以下のとうりです。

有権者数 278,187人
投票者数 127,931人
棄権者数 150,256人

棄権した有権者の方が多かったのです。

そして有効得票数は以下のようになっています。

当選  金子氏 66,360票 (比率 23.85%)
落選  打越氏 46,021票 (比率 16.54%)

当選しました金子氏が受けました支持は、全有権者の23.85%でした。

一連の国政選挙や地方選挙での自民党の得票率を見ると、
22.0~23.0%くらいが自民党の固定票のようです。

ただ、公明党との選挙協力があるので、
自民党の実際の得票率はもっと低く20%以下でしょうから、
自民党単独では、ほとんどの選挙区で当選できないのではないでしょうか。

中でも、「医師会」が大きな役割をしているようです。

民主党が政権を取った時には、
小沢氏がここを切り崩したことが大きかったのでしょう。

何れしろ、重要な選挙に54%も棄権していれば、
国を変えることはできません。

有権者の意識改革が必要なのでしょうが、
各党固定票というのがありますが、大幅に減っているところもあり、
開票マシンを使っての、無効票操作も疑われています。

開票マシンのソフトを提供している会社は、
「谷内内閣官房国家安全保障局長」が社外取締りを務めていたところだそうです。