●大丈夫か中央銀行・・・?

先週に続き、国債が売り浴びせられ“サーキットブレーカー”が発動され、
取引停止になったようですね。

日本の財政状況が逼迫してきたのかもしれませんね?

現実問題として、国税の100%が国家公務員の給与と国債償還で消え、
地方税の100%が地方公務員の給与と地方債の償還に
消えているといわれています。

日経によると、5年債の短期国債利回りが、
金融緩和の実施当時から3倍にまで高騰しているようです。

10年債以下の短期債は比較的安全とされていましたが、
今回の「アベクロ」コンビの政策でわからなくなってきました。

短期債の利回りが上がればそれだけ日本の借金の額が加速されます・・・
そして、国税収入を国債償還が上回り・・・財政破綻が現実に。

また、銀行が長期プライム(期限一年以上の融資金利)の
引き上げを決定したようですので、
融資を受けている企業(特に中小)は金融円滑法の期限切れと重なり、
倒産が急増する可能性もありえます。

景況感が好転しているといわれていますが、大手でも一部だけで、
中小などは全く好転しているという感覚はなく、逆に悪くなっているとしています。
現在の株価は、業績に関係なく外資の利ザヤ稼ぎであり、
何れ暴落すると予測されています・・・
ジョージ・ソロス氏など1000億円近く荒稼ぎしたようです。

2014年に消費税増税されたら、
さらにスタグフレーションが深刻になるのではないでしょうか?

一番懸念されるのは、
グローバル金融資本による“日系大手企業や公営企業”の
底値での買いたたきだといわれています。

なぜ、たった13%の支持で自民が政権党になれたのか?

外資の動きと、今の政策を見ればわかるような気がします・・・

一般国民が気付いたときは遅いと思いますが、
まだ参議院選があります。

歯止めをかけることは可能です。

一般国民の覚醒を願ってやみません。


●アベノミクスで給料アップ・・・?

春闘が始まる前、安倍首相は財界に賃上げを要請。

大手の労使交渉で「満額回答が続出」と宣伝。
日経新聞は、安倍政権が目指す物価上昇率2%を軒並み超える見通しと予測。
大手の春闘回答によると、連合傘下の1456組合の平均賃金引き上げ額は、
前年比で月額「51円」だったそうです。

円安による業績急回復の自動車業界でも、
業績に連動する一時金を引き上げただけで、
賃金アップは全くなかったとのことです。

要するに、「定昇維持」を「賃上げ」といいかえただけだったのです。

労働総研の中島理事は、
「定昇維持は賃上げでもなく・・・・勤続年数で見た基本給が前年と同じなら、
給料は据え置きです・・・・給料が上がったように見せかけた粉飾です」。

と、いうことだそうです。

この国はいつごろからこんなに歯車が狂い始めたのだろうか・・・

全て、政・財・官が某国の手先になったため・・・