聖路加国際病院での出産 | Frau Mのハッピーダイアリー

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ご訪問 ありがとうございます。

2009年夏に結婚し、2011年1月に第1子となる娘が産まれました。
家族3人、都内で暮らす新米ママです。
IT企業で働きながら、家事や趣味にと忙しい毎日を過ごしておりましたが、現在は育児休暇中でママライフを満喫しております。


ふとアクセス解析を見ていたら、「聖路加 出産」というキーワードで流入してくる読者の方が
多かったので、聖路加のことを書きたいと思います。
ちょっと長いので、興味の無いかたはスルーして下さい~!

私は娘を聖路加国際病院で出産しました。
2010年5月末に妊娠が判り、すぐに予約のTELを入れましたがやはり混んでいて、初診は6月中旬でした。

毎月の検診は噂通りの数時間待ち・・・。
朝一番の8時半に予約を入れることができた時だけ、ほとんど待たずに診察して頂けました。

1階にスタバが入っているので、よくそこでデカフェのラテを飲んで待っていたものです。
あとは病院内にある教会でボーっとしていたこともあります。

聖路加で出産して良かったと思えたのは主に陣痛が始まってからです。
陣痛~出産までLDRという部屋で過ごすのですが、助産師さんがつきっきりでサポートしてくれました。
母体と赤ちゃんに異常がないかを常にチェックしているのは勿論、ずーっと腰をさすってくれていたこと、
本当にありがたかったです。
この時ばかりは助産師さんが神様に見えました。

LDRはこんなお部屋です。
いざ産まれる!となると天井がガーッと開き、手術室のようなライトが降りてきます。

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陣痛が始まり苦しむ私。今思うとこの時の痛みはまだ全然甘かった・・・。

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私の場合、自宅で破水があり病院に着いてすぐに陣痛が始まったのですが、子宮口が開いた時点で陣痛が
弱まってしまい、最終的に促進剤を点滴しました。
噂通り促進剤を入れるとあっという間に痛みの波がやってきました。
この時ばかりは「もしまた出産することがあれば次は絶対に無痛にする」と心に誓ったのですが、
いざ出産してしまうとあの痛みも忘れちゃうんですよね。

子宮口が全開になり、さあ力んで!となった時には医師が2名+看護士2名+助産師2名の計6人に囲まれて
いました。
最後はみんなが言う「ドゥルン!」という感じで我が娘は出てきました。
「やっと会えたねー!!!」という感動で胸がいっぱいだったことを、今でも昨日のことのように思い出します。

その後しばらくこの部屋で身体を休め、車椅子で各部屋まで移動です。
出産した日は赤ちゃんを新生児室で預かってくれ、授乳の時間になると看護士さんが部屋まで連れてきて
くれます。
とは言っても聖路加は母乳を「欲しがる時に欲しがるだけあげる」という主義なので、出産当日も夜中だろうが
何だろうが容赦なく起こされました・・・。

そして翌日から母子同室のスタートです。
どの赤ちゃんもみんなこの「St Lukes」の産着を着ています♪

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およそ2時間おきに看護士さんが様子を見に来てくれ、本当に献身的にお世話をして下さりました。
当初母乳の出があまりよくなかった私が、今こうして完母でやっていけているのは一重に聖路加での指導の
お陰だと思っています。

よく費用のことを聞かれるのですが、およそ95万円を支払いました。
毎月の検診費用等を合計すると、この出産にかかった費用は100万円前後になるでしょうか。
無痛分娩でもないのにちょっと高いかなあと最初は思っていたのですが、この値段の価値はあったと思います。

ブランド病院として派手な印象を抱かれがちですが、実際は昔ながらの温かみのある病院です。
ホテルのようなサービスや待遇を求める方にはおススメしません。

以上、簡単ですが私なりの感想とさせて頂きます。
最後に、ここまで読んで下さってありがとうございました☆