寝返りが出来た時、嬉しくて可愛すぎて、何度も寝返りをさせて写真に残したんだけど…寝返りをさせている最中は、娘にずっと泣いて怒られていた事。


…ごめん…可愛かったんだよ…(; ̄ー ̄A


ハイハイが出来た時、娘自身も嬉しかったんだろうし、楽しかったんだろうと思うけど…最終的に疲れ果てた娘がビックリする格好や場所で爆睡していた事。


…踏みそうになった事が多々…(;^∀^)


つかまり立ちが出来た時、ちょっと目を離してしまった隙に、娘の手が届く範囲の落とせる物は全て落とされていた事。


…毎回えー!?Σ( ̄□ ̄;)な私と、ニコニコ( ^∀^)な娘…


離乳食が始まった時、母もガッツリ参戦してくれたおかげで好き嫌いの激しい私に全く似ず、好き嫌いがほぼなく育った事。


…母に頭は上がりません…m(__)m


初めて言葉を喋った時、嬉しすぎて娘にずっと喋っていたけど、唯一アンパンマンにだけは勝てなかった事。


…ちくしょー…( ;∀;)


産後に一緒に泣いてボロボロだったのに、毎日めまぐるしい育児の中での娘の成長は、私の支えでした。


皆さんも同じだと思うけど、

大変な事も、

泣きたくなる事も、

悩みながらでも…

嬉しい瞬間や楽しい瞬間がそれ以上にたくさんあったから頑張れていると思っています。


壁にぶつかる事もたくさんありました。


心ない言葉にもたくさん傷つきました。


振り返れば、やっぱり

“あの時もっとこうしていたら良かったな…”

と思う事はたくさんあります。


でも親になったからこそ分かった事もたくさんありました。


反面教師になった部分とならなかった部分で、長年悩み苦しんでいたけど、娘が就職してから当時の母の本当の大変さを少しずつ理解する事が出来て、少しずつ許せた部分もありました。


母娘の確執と言うと大袈裟かもしれないけど、本当に少しずつイガイガした物が溶けていくような感じがしています。


ただ…これが因果応報なんだと思うけど、今の娘は当時の私みたいなところがあるので…それもまた仕方ない事だと思っています…(^_^;)


それでも私からしたら、

“こんな親にも関わらず、

道を外れる事もなく、

周りにも恵まれてすくすく育ってくれたなぁ”

と思っています。


…自他共に認める親バカです…(^_^;)


そう言えば…娘が1人遊びが出来るようになってきた頃、娘はいつも誰かと遊んでいました。


娘が1人遊びしている間に、様子を見ながら家事をしていて気付いたんだけど、いつも目線が娘より高かったんです。


いつも娘は、自分の前と向かい側におもちゃを置いて遊んでいました。


それが父だったと分かったのは、娘が5歳を迎える頃だったと思います。


夕方の散歩中、突然空に向かって

「バイバイ!

またね!」

とニコニコしながら手を振りました。


「どうしたの?」

と聞いたら、娘が

「いつもじぃちゃんが遊んでくれてたんだけどね、じぃちゃんがお空に帰ってったから手を振ったの。

もう遊べないんだって」

と。


“…やっぱり父だったんだ…”

と思いました。


“もしかしたら…”

とは思っていたけど、まさか娘がそんな事を言うとは…。


父は初孫の誕生を、本当に楽しみにしてくれていました。


“…そばでずっと見守っていてくれたんだ…”

と思ったら泣けてきました。


ただ娘には、父がそばにいた実感は全くないのです。


写真の中の人なので…。


父の塔婆が出来上がった頃、誰よりも1番に手を合わせた当時1歳の娘を見て、親戚全員が涙しました。


私達が墓前や仏壇で手を合わせる姿をいつも見ていたから真似したんだと思うけど、生前の父に会わせてあげたかったと今でも思います。