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今回は8月12日にアップデイトの「たまには美味しいブログを」
この中で紹介しました亀戸餃子本店について書きます。
この頃はテレビの取材もあって かなり知られるようになった亀戸餃子は総武線 亀戸駅すぐそば。
スカイツリーが意外な近さに見える場所にあります。
美味しいブログにも書きましたが60年を超す歴史があるこの店は本当の餃子専門店。
よくマスコミで いわゆる「餃子専門」として紹介されてる店がありますが ほとんど嘘。
中華屋さんが餃子に力を入れてるだけの話。
亀戸餃子本店は正真正銘「専門店」で本当に餃子しか置いてない。
餃子をおかずにご飯を食べるんじゃなくて食べるのは餃子しかない。
更には水餃子やら何とか味と色々置いてる餃子屋はありますが亀戸餃子は焼き餃子のみ。
ルールは二皿から承ります、貼り紙にこれだけ。
飲み物はビールと中国酒が5種類にソフトドリンク。
開店は朝10時。
この時間に行ったら何も聞かずに黙って二皿が出てくる。
早い時間はアルコールも出さないので冷水飲みながら餃子食って、そういう店。
先代ご夫婦はとうに引退して今は二代目が取り仕切る店は初代と違って優しい接客が売り物。
私が初めて亀戸餃子に行ったのは30年以上前の事。
先代の接客ったらない。初めての客に いきなり「あー ごめんなさいよ うちは餃子しかやってない ご飯なら隣だ」と。
「いや 承知で来てるんで」と言うと愛想笑いの１つもない。
「何枚食べるの？言われただけしか焼かない 昼はお酒も出さないよ」
帰れ、と言わんばかりの態度
(`o´)
普通、怒るわね。
ここでおカミさん登場。
絶妙のタイミングで「あいすいません どうぞお掛けになって」←(あい すいません は江戸弁で 誠に申し訳ありません)
と椅子を引く。
頭来てるけど せっかく来たんだから座るわな。
と、またオヤジが黙ってカラシを載せた小皿を置いて「タレ作りな、じゃないと出せない」。
作りな←だとー？何様のつもりだ？（▽д▽）って思いで醤油と酢にカラシを溶いて待ってると今度は満面の笑みで「おまちどさん」だって。
この時のオヤジは獅子舞みたいだよ。
今時そんな人いないけど前歯が全部 金なの
(OvO)
なーんか その前歯に喰いつかれそうな恐怖を感じながら食った一口が病み付きに。
ほんと美味いんだ。
(￣〜￣)パリッと焼けて、具も適度な、何かに片寄った事なく、サイズもいい。
醤油も酢も独自にダシを入れてあってね。
カラシで食べるってのも気に入った。
「おかわり」「おかわり」と何枚か食べてると お客さん来るんだけど、先程と同じような やり取りで半分ぐらい帰してる。
なるほど、これは一見さんお断りって事かと納得。
「うちは36年やってんだ 」←これが口癖のように至るところで出てくる変なオヤジ。
初日に15皿とか食べたんだな。
もーすっかりご機嫌で「またおいでよ」だってさ(・o・)
さっきの態度は何だったんだ‼︎
このジジイ‼︎
食べるならマジメに食べろ、食べたらサッサと帰れの態度丸出しなんですよ。
食べないでお喋りばかりしてたらドヤされる。
今なら食べログ見て来ました、みたいな若い女の子が沢山行ってるんでしょうが初代のオヤジさんだったら全員お断りだったんじゃないかと。
昭和の時代の年寄りで商売より自分の道を曲げない、今時いない人だった。
2回目に疲れて行った時にメニューの中国酒、ウーカーピンの飲み方教えてくれた。
周辺はビルに建て替えたのに亀戸餃子は木造モルタル造りの昔からの建物。
内装は新しくはしても基本設計は開店当時そのまま。
この辺りにも何か感じる所あり。
店内はコの字形のカウンターに20人ぐらい入るかな？
あと座敷に4人のテーブル3つの狭い店内は土日は行列出来ちゃう。
混雑するとテーブルは相席になる事もありますが場所柄 気を使う必要もないですよ。
食べかけ写真で失礼します。
行けば こんな感じで沢山食べちゃう
^ - ^
東京在住の方は ちょっと出掛けて、また観光で東京を訪れたなら行くべき店です。
夜は遅くても7時にはネタ切れになり閉めるので早目のご来店を。
あとトイレも狭くて利用し難いですから先ず駅ビルで用を足してからね
( ◠‿◠ )
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お陰様でアクセスは大変多くなりましたが読んで頂いてるか解りませんで。
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