ギンギラギンな経営者を増やす!名古屋を元気にする税理士ブログ -5ページ目

みなし競争的資金(みなし補助金、委託金)

最近、中小製造業で開発・試作を行っている会社が私の周りに増えてきた。


そういった会社には、国の施策に基づいた“補助金・委託金”といった競争的資金(=国・地方公共団体等から提供される資金(=いただけてしまうニコニコ))
を獲得するように勧めており、また、その資金獲得支援をしている。

国・地方公共団体から直接もらえる“補助金・委託金”はありがたいので、もちろん獲得できるように最大限支援しているが、

あまり注目されていないけれども、税理士の立場だから見える資金を増やす方法があり、これも支援が必要、と考えるので紹介する。


支援が必要なのは、『研究開発促進税制等の税額控除』

税額控除は、
納税額を減らす=資金の流出を減らす=(間接的だが)資金が増える、といった図式。


簡単に『研究開発促進税制等の税額控除』を説明してみると、

税額控除額=『(その年度の)試験研究費×12%』+『試験研究費の増加額×5%』

というものである。(高水準型というのもあるが、殆んど該当しないためここでは割愛)


上記の算式を見る限り『研究開発促進税制等の税額控除』は簡単に適用できそうだが

案外、税理士業界では十分活用されておらず(申告されていない申告書をみます。知らぬが仏?!ショック!)、また、少々知識とノウハウが関与する税制となっている。


適用していないのは論外として、適用するにもミソとすべき部分は大きく二つある。

一つ目:『(その年度の)試験研究費』をどこまで拾うか?である。

例えば人件費。通常、勘定科目『給料手当』のなかに
『試験研究費』となるべき「試験研究に携わっている人の人件費」が混入してしまっており、
拾い出していなかったりする。同様に水道光熱費、旅費、交通費、交際費、福利厚生費など。


二つ目:試験研究にかかる費用をいつ計上するか?

期末近くの費用を今期、来期どちらで購入/費用計上するかはいうまでもなく、上記算式中の『試験研究費の増加額』項目があるため、「いくら増加したか?」の基準となる、前々前期、前々期、前期と見比べて計上する必要が生ずる。


少々省略して書いたが、開発・試作などを行っている製造業の会社は、税制上の特典を十分受けられるように、
税理士と過去の事実の共有はもちろん、現在・将来のビジョンを共有することが必要と思う。

しっかり税理士に伝えましょう!

税理士おしだのスタンス(独り言)

今日いろいろな方と話をしていて、改めて考え、想った自分自身の考え・想いをつぶやきます(ツイッター???)


自分の思い入れが強い製造業へ

・売れる技術にするのがコーディネータとしての私の使命

・自分自身が成長・儲かるのではなく、共に成長していく。車の両の車輪のように

・埋もれている技術はまだまだある。不況だからこそ、その技術を発掘する・世の出していく

・世に出すと・上手に世の中に発信すると、世間が勝手にニーズを持ってくる。上手に発信すること

・マスコミを上手に使う



自分

・お客様目線に立つ(貪欲なまでも)

・モチベーションを上げるのではなく、バイタリティ(元気力)を向上させる

・やるときめたものを多く持つ



以上、つぶやきでした。

つくば産総研に行ってきました

昨日科学技術コーディネータ研修受けたあとの今日、
コーディネータ師匠より勧められた
「つくば産総研」に行ってきました。

そこで今日、何があったかというと、年一回のオープンラボ!

オープンラボは、実験室を見せてもらえるほか、その開発している人から懇切丁寧な説明がついている。


産総研は"研究所"と言っても、研究のための研究でなく、実用化を念頭に置いた研究開発をしているところなので、実業家にとっても参考にすべきところが多い。


で、産総研で見て聞いて感じてきたことは、

昔私が開発していた事項が進んだものがあったり、
最近知りたい、調べ始めた技術的な話題を聞けたり、
おっ!使えるな!って感じた技術シーズを見つけられたり、
自分の知識向上に使えるサイトを紹介してもらったり
共通の知人を通し、新たな出会いがあったり、と

疲れましたが大変有意義な時間を過ごすことができました。

東京から更に一時間強、と少々遠かったが、よしよし、です。

「東海地域No.1科学技術コーディネータ税理士」に向けてばく進です!

あーもちろん税理士、って自覚はあるので、合間に読む雑誌は「税理」です!