経済産業省「鈴鹿市知的財産戦略計画普及事業-企業ニーズ相談会」 | ギンギラギンな経営者を増やす!名古屋を元気にする税理士ブログ

経済産業省「鈴鹿市知的財産戦略計画普及事業-企業ニーズ相談会」

先日、経済産業省「鈴鹿市知的財産戦略計画普及事業-企業ニーズ相談会」の相談員として

税理士の代表で、相談を受けてきました。

(その相談会はこちら⇒『中小企業向け 士業者グル-プへの経営戦略無料相談会』



その相談会の概要をお伝えすると

鈴鹿市内の中小企業(ものづくり製造企業,医療福祉等企業,IT企業等)に対し、
『中小企業の事業戦略や短中期的な戦略など,悩める課題に対し,士業の方々(弁理士,弁護士,中小企業診断士,税理士,技術士,経営コンサルタント)が一堂に集まりアドバイスを行う、

というもの。



【相談会の流れ】


個別の企業ごとに


事業概要、および、自社が抱えている課題 の説明

ダウン

その課題解決アドバイス、その課題に潜んでいる潜在課題へのアドバイス、および、メリットとなる情報の伝達


といったような流れで、各社1時間程度の相談会となっています。



守秘義務の関係で相談された内容は公表できませんが

『知財戦略』『新製品の開発』『既存製品の改良』『新たな販路開拓』など

経営の方向を“将来に向けて”『前向き』かつ『真剣に』取り組んでいらっしゃる様子が伺われました。


私がアドバイスした一部として

・ある企業の取り組み事項が『試験研究費の税額控除』の対象になり得る、ということ・・・・・その税額控除を使うことによって、(現在)最大4割の法人税額が安くなる。しかし、既存の税理士は使ってなさそうな様子ショック! 
損害賠償しなければならないかも、です。


・事業運営体として、NPO法人がふさわしい、とのアドバイス

etc


です。


先日も製造業の企業さんのお話を聞いていて感じたことですが、
試験研究費の税額控除、って中小企業(=中小企業の申告を行う税理士?)には十分理解されてないですね。


税法も多様化しています。

“餅は餅屋”。税務申告でも自社の業種を得意とする税理士に頼んだ方が良い!です。

『税金なら、なんでも税理士が詳しいと思うのは禁物!』と感じる今日この頃でした。