吹き替え…ダメ…。
なんかセリフと表情に違和感があった所に
姫の棒読みで…

字幕で見直したら、CGとは思えない程、キャラが生きてた。
けどヤフーのレビューにあったんだけど。
映像美は半端無くクオリティ高いんだけど。
設定が解りにくい。
帝国が機械文明で。
インソムリア?は魔法の国らしいのに。
全然機械だらけ。
なので国と国の違いというか、個性が区別出来ないし。
美しい国と言いながら
機械文明に見えるんだよね。
魔法の国らしくなくて。
で。
一方帝国は、機械文明なのに魔法の国が使いそうな野獣が出て来るし。
あれが全部機械で出来てたら納得なんだけど。
機械文明なのに、こんな生物的な化け物使うの???
ってカンジで…。
もっとはっきり区別してくれるといいのに。
最後の戦うシーンでも。
どっちがどっちなのか全然区別付かないから。
「ああ、やられた!」
「やったっ!やっつけたっ!」
って………言えないんです。
え゛?
どっちがどっち???
キョロキョロ。
ってカンジで。
色がまた、全部似た色で茶色系。
サッカーでもちゃんとユニフォームで
どっちがどっちだか解るじゃん。
…どっちも同じ色のユニフォームじゃないよね?
同じ色のユニフォームで試合されたら
試合の醍醐味、どんだけ減ってくと思う???
…今、どっちが点入れたの?
って話だよね………。
ロードオブザリングとかだと。
もうちゃんと個性が描き分けられてるのに。
もう「どう見ても、コイツは悪者!」
「これはいいヤツ!」
ってちゃんと解るんだよね。
だから危機感と言えば、キャラ達が攻撃を加えられた時だけ
感じる。
でもってリングを巡る攻防が…。
パクりっぽい部分もあって…。
ちょいシラける…。
けど。
ニックスとリベルトの友情には…泣いた。
どっちも相手を、ヒーローと呼び合いながらの
別れを予感した再会の約束。
こーゆーの、ヨワいんだよ私…。
キャプチャーモーションした元の役者さん達の力量なのか。
この二人は良かったわ~!
この世界のヒーローは虚しい。
けれどそれでも敬意を込めて相手を
あえて「ヒーロー」と呼ぶ。
彼らの中に誇りは消えていない。
虚しさに飲み込まれず生き続けている。
この辺りが、切ない…。
でもホント、魔法国なんだから。
車より空飛ぶ乗り物とかで、逃げて欲しかったよ………。
でもって吹き替えの御姫様の声、酷すぎ。
最悪。
字幕で見たら、やっと外見道理、可憐で可愛い御姫様に見えたよ…。
どうしてちゃんとした声優使わないで
素人使うんだろう?
こんだけの見事な映像台無しにして
(もののけ姫やハウルでも思ったけど)
ナニ考えてるんだろう…。
映像と声では、作品愛がチグハグなんだよね。
映像は作品愛溢れまくってて。
細部まで見事すぎて、感嘆しきりなのに。
声では作品、投げ捨ててる感じ。
吹き替え派の私ですら
こんな矛盾には、ついていけません。