アースルーリンドの騎士『二年目』45 華麗なる円舞 24 | 「アースルーリンドの騎士」

「アースルーリンドの騎士」

オリジナル  で ファンタジー の BL系小説。
そしてオリジナルのイラストブログ。
ストーリーは完全オリジナルのキャラ突っ走り型冒険ファンタジーです。
時折下ネタ、BLネタ入るので、年少の方はお控え願います。

オーガスタスの視点に移りました…。

オーガスタスの正装も描きたい…。

でもギュンターとラドアラッツァ嬢もまだ、上がってない…。

その前不眠症だったのが

原因の枕を排除したら

最近やたら眠くて…気づくと寝てる。

でも起きるとずっとぼーーっ…。

まずい。

やる事が山積みになってる…。

それにひきかえ、皆楽しそうに踊ってます。

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王冠2 アースルーリンドについて。国の紹介
王冠2 イラスト入り登場人物紹介(まだ全部じゃありませんが…)

恋の矢「二年目」を最初から読む恋の矢
宝石ブルー『幼い頃』を最初から読む



オーガスタスはどんどん人の増える、踊る紳士淑女の群れを見回す。
セシャルは申し込まれて戸惑い…が踊り始めてぎこちなさが少しずつ消え、紳士然と女性をリードする様は、ちゃんと年若い騎士に見えた。

シャクナッセルとレナルアンは少女二人と一緒に、隅で微笑いながらオードブルを摘まんで談笑している。

ヤッケルは相変わらずラナーンの世話焼きで、二人連れの少女らが来ると、ラナーンの背を軽く叩いて一人の方の少女へ押しやり、自分はもう一人の手を取って、踊りの輪に飲み込まれていった。

ラナーンは大層戸惑ってぎこちなかったが、笑いかける少女にそれでも笑い返し…けど足を踏み、一生懸命謝っていた。

スフォルツァの周囲はダンスをねだる少女の輪が出来、スフォルツァは選びかねて、困っていた。

チラチラ視線の先見ると、彼の目当てはどうやら、周囲若い男が取り囲む、社交界の大輪の薔薇、アスラス婦人。

が、取り囲む周囲の男はどれも身分高い、見目も良く品もあるいい男ばかり。

ローフィスとリーラスが居たらきっと、賭けたろう。
スフォルツァがあの男らを出し抜き、アスラス婦人とダンスが踊れるかどうか。を。

が、リーラスは胸のそれははだけたドレスの、色っぽい美女とのダンスに夢中。
課題漬けの鬱憤を、ここで全部晴らすつもりだ。

一年大貴族ら三人も、デルアンダー、テスアッソンらも、女性の手を取り踊りの輪に次々と加わり始める。

アスランとマレーはとっくに踊りの輪の中に居て、ハウリィは柱の隅で世話役の男と楽しげに、話していた。

中央ディアヴォロスは、次に「右の王家」の有名な美女と踊っていたし、ニーシャは申し込む男達の誰を選ぶか、吟味していた。

ローランデは流石。
と言える程流麗なダンスを披露し、相手の美少女をうっとりさせ、周囲の皆を見惚れさせていた。




つづく。




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