アースルーリンドの騎士『二年目』 36 一触即発 29 | 「アースルーリンドの騎士」

「アースルーリンドの騎士」

オリジナル  で ファンタジー の BL系小説。
そしてオリジナルのイラストブログ。
ストーリーは完全オリジナルのキャラ突っ走り型冒険ファンタジーです。
時折下ネタ、BLネタ入るので、年少の方はお控え願います。

ええと…。

ギュンターとローランデの会話に次々と…。

これ、絵にしたらモブで死にますね…。

ボチボチ、もっと簡単に描ける手法を探します…。

まあ絵が上手ければ簡単なんでしょうけど。

…あ、書いて今落ち込んだ…。

最初描いた登場人物は全部マウスとGIMPのレタッチで

本当はあっちで描きたいけど

線入れた方が塗りがめちゃ楽。

線無しだと、濃淡を塗りで入れないと

ぼやけちゃう。

マウスで描いてた時どうして線が入って無かったかというと

レタッチで線修正すると線が伸び

マトモな線にするのにマウスだと、とっても無理だったから。

ペンタブでも苦労するのに。

なので線を消すか塗りつぶし

線無しで濃淡付けるしか、手が無かったんですね…。

良くやったよ私も。

あ、ヤバい。日またいじゃう。

今日の更新綺麗に忘れてましたから…。

「アースルーリンドの騎士」
「アースルーリンドの騎士」


王冠2 アースルーリンドについて。国の紹介
王冠2 イラスト入り登場人物紹介(まだ全部じゃありませんが…)

恋の矢「二年目」を最初から読む恋の矢



一年が入って来ると、三・四年は拍手止めて押されるように食堂内に入り…中は食事をしようと動き回る生徒達でごった返し始めた。

ギュンターはさっ…と、鍋並ぶテーブルに行きかけ…腕に添えられる白い手を、見る。
見るとローランデで…彼は嬉しそうに微笑んでいた。

「オーガスタス殿のお陰で、ラナーンを守り切る事が出来ました!」

ギュンターはきらきらした青い瞳が輝くのを見、ぼそりと呟く。
「オーガスタスに礼を言え」

「でも彼(ラナーン)を連れて来たのは、貴方だ…!
私は…彼の境遇を知りながら、何も出来なかったのに!」

「出来なかったのは奴が自分から、助け手のお前を遠退けていたからだろう?」
背後から料理乗った盆持つヤッケルがぼそり。と言い、ギュンターはヤッケルに首振って頷く。
「奴の、言う通りだ」

ギュンターの背後からオーガスタスが告げる。
「ハデに女垂らした甲斐あったな。
それが無きゃ来ない」

ギュンターが、一辺で歯剥く。
「…悪かったな!」
ローランデの瞳が、オーガスタスを見て一層きらきらと輝き、ギュンターは暫くそれがあんまり綺麗で見惚れた。

が、オーガスタスはローランデを見、ぼやく。
「…流石、二学年筆頭だけある。
皆お前の意見に、熱意込めて従ってたな」

「それは逆です。
私が、彼らの意見を代表しただけだ」

ディングレーが寄って来て、告げるローランデに屈み、ぼそり…と呟く。
「それでも筆頭のお前がオーガスタスに叫ぶから…皆言いやすかったんだろう?」

ローフィスも寄って来て唸る。
「筆頭に意を汲まれて、二学年は幸せだぜ!」
ディングレーが途端怒鳴った。
「ああどうせ、俺は不甲斐ないよ!」

ローフィスはディングレーの反応に、目見開いた。
オーガスタスは吐息付いて、ディングレーに言い諭す。
「今のは俺に、皮肉ったんだ」

ディングレーは、そうか。と顔下げ、ギュンターに目見開き凝視された。

ローランデの背後でヤッケルだけが…。
「丸で去年みたいだ」
と言ってくすくす笑い続けた。





つづく。
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