アースルーリンドの騎士『二年目』 31 ローフィスの苦悩 19 | 「アースルーリンドの騎士」

「アースルーリンドの騎士」

オリジナル  で ファンタジー の BL系小説。
そしてオリジナルのイラストブログ。
ストーリーは完全オリジナルのキャラ突っ走り型冒険ファンタジーです。
時折下ネタ、BLネタ入るので、年少の方はお控え願います。

うーん。

ハウリィって、健気って言葉が、一番似合うんですね…。


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王冠2 アースルーリンドについて。国の紹介
王冠2 イラスト入り登場人物紹介(まだ全部じゃありませんが…)





この下は今日は18才以下は禁止です。

貴方は18才以上ですか???











イエス?









本当に、18才以上だ!
と言う方のみ、スクロールお願いします。





繰り返し言いますが、以下の文には18才以下はご覧に成れない表現が

含まれてます。
18才以下の貴方は、お帰り下さい。
18才以上のみ、スクロール下さい。










暫く狼狽え、何とか涙を止めようとした。
がその間にハウリィがしがみついて来るのを、ローフィスは感じる。

震えている彼。
か細く、小さな体。
そしてひどく傷付き、辱められた経験を思うと、どうしても眼の奥から沸き上がる熱い涙が止められない。

が、ハウリィの体の、震えが止まる。

ハウリィが顔を上げ、涙を必死で止めようと、顔を背けている優しいローフィスの横顔を見つめそして…。

そっ…と腰を浮かせ、ローフィスの膝の上からどくと、その、股間に手を差し伸べる………。

初めてだった。
指は、震えなかった。

義兄にあれ程強要された時、吐き気が込み上げ決して自らでは、出来なかった行為だったのに。

引き摺られるように強引に腕を引っ張られ…顎を上げさせられて無理やり、押し込まれそれですら…首を、振っては拒絶し、その都度ひどく、ぶたれたのに。

ぶたれた方が余程マシ…。
殴られている間は口に、あの気持の悪いものを、入れられなくて済む…。

それ程の思いを、した行為の筈だったのに。







つづく。
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