アースルーリンド 『過去の幻影の大戦』 21 前進 16 | 「アースルーリンドの騎士」

「アースルーリンドの騎士」

オリジナル  で ファンタジー の BL系小説。
そしてオリジナルのイラストブログ。
ストーリーは完全オリジナルのキャラ突っ走り型冒険ファンタジーです。
時折下ネタ、BLネタ入るので、年少の方はお控え願います。

春はつい、ぼーーーっとしちゃいます。

そして今日はまた、雨…。

多分これでもう桜はほぼすっかり

散ってしまう事でしょう…。

しかし、ディアスを支える人々が居ます…。

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王冠2 アースルーリンドについて。国の紹介
王冠2 イラスト入り登場人物紹介(まだ全部じゃありませんが…)


オーガスタスは咄嗟に周囲を、見回す。
ギデオン、ディングレー。

ローランデ、ディンダーデン、スフォルツァ、ラフォーレンですら…この戦場に居る者全ての周囲に、ディアス同様黄金の、守護が透けて取り巻いていた…。

『無茶だ!』

声にならぬ叫び。
がワーキュラスが悲しげに、呻いた。

“彼の意思だ。
私に止める事は出来ない”

オーガスタスはそれでもディアヴォロスの背に叫ぶ。
『今直ぐ止めろ!
あんたが、保たない!』

がディアスは沈黙で、その友の警告に応えた。



 ウェラハスは気を取り戻したアルファロイスとエルベスが瞬間、くっ!と顔を、歪めるのを見た。

“気”を戦場に向けると、ディアヴォロスが光竜の結界を仲間、全員に張り、護っていた。

その分回路を支える者らに一気に、ディアスが支えていた負担が、回って来たようだ。

アルファロイスはだが、そんな事は現場に居るディアスが当然すべき事で、その分回路を支えるのは自分の、当然果たす役割。
と…まだその身にひどい炎症を負いながらも歯を食いしばり、決死で回路を支えている。

エルベスですら、自分が投げ出せばアルファロイスに負担が行く。と、無言で俯いたまま、必死にその重圧に耐えていた。







つづく。
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