幼い頃、二年目のどっち更新にしようか…。
と考えて意識が無くなったようです…。
お見合いで譲り合い…?
後、もう一つ悲しい報告は
昨日塗っていたアルファロイスを抱きかかえるウェラハス。
のデータが、壊れました…。
壊れるってどーゆーコトだよおい!
また、W7更新後。
以前も壊れたし。
いい加減にして欲しい…。
XPが一番慣れてるし扱いやすい…。
…と言う事で(以前、オーガスタスとディングレーの時は、消えた…)
作者が痛手から立ち直ったら復元します。
下書きは残ってるので。

登場人物紹介
イラスト入り登場人物紹介(まだ全部じゃありませんが…)幸いな事に、アスランの自宅は教練から少し行った街、アルバの中程でそう遠くもなく、無事屋敷の領地内に入り、オーガスタスはほっとした。
その領地の庭は良く手入れが行き届き、愛情溢れる風情が漂っていた。
愛らしい花があちらこちらに配置良く植えられ、庭師の顔が見たいな。と思う程小じんまりし、愛おしい場所だった。
玄関ポーチに上がり、アスランが扉を開けた途端、そのご婦人はそこに立っていて、アスランの顔を見るなり抱きしめ、アスランも同時に抱きつく。
オーガスタスは
『母は後妻で血が繋がっていない』
とアスランから聞いていたので、別の、親しい従姉妹の誰かなのかと思った。
が、アスランは振り向き、全開の笑顔で、明るい栗毛をふんわり結って愛らしい茶色の瞳の、未亡人にしては若すぎる、無邪気な感じの若い御婦人をオーガスタスに、こう紹介した。
「義母のアンネスです!」
客間でお茶と菓子を振舞われ、オーガスタスはアスランと義母のおしゃべりがまるで、少女が二人話してる時同様、小鳥が囀ってるように聞こえ、耳を疑った。
片方は若いが成熟した人妻…の筈で、片方は少年…の筈なのに。
が、突然庭から、栗色の巻き毛を粋に額に巻きつけた色男がまるでこの屋敷の、主人然として顔を現す。
我が物顔でベランダ窓を開け、ずかずかと入って来ては、オーガスタスを見つけ、声かける。
「やあ…!
アスランを送って頂いたようで…。
流石教練の、学生さんと言う身なりですな!」
オーガスタスは朗らかに手を差し出され、がいつものように笑い返して握手出来ず、ついむっつりとその手を握り返した。
その軽い色男は、義母アンネスを丸で自分の妻のように肩を抱き、その横に座り、アスランに告げる。
「寮で、友達は出来たのかい?」
二人は楽しげに話していた会話をさらわれ、その後その男は二人を尻目に会話の主導権を奪ったまま、一人舞台を繰り広げた。
そして、時折
「…サンドスにはいつも言われた。
『君には本当に、恩を感じてる。
どれ程感謝してもし足りないくらいだ』
とね。
まあ…それ程の事はしてない。
最もそう感謝されて、悪い気はしないけど」
をさりけげなく会話に、幾度か挟み込む。
オーガスタスが推察するに、それを言われるとアスランもアンネスも同時に、顔を下げて言い淀むから、『サンドス』とは多分、亡くなった主人の名前のようだ。
つまりこの男は、アンネスに取っては旦那。
アスランにとっては父親。
の、自分は恩人なんだとさり気なく二人に言い聞かせ、逆らえないよう操っている。
つい笑顔を浮かべ、会話に割って入る。
「『サンドス』とは亡くなったこの屋敷のご主人ですか?
貴方が大層なことをされたと言うのなら、ぜひ武勇伝をお聞かせ願えませんか?」
若者は屈託無い笑顔を浮かべ、小洒落た宝石付きの杖を持ち上げる。
「いいですよ。夕食の時にでも。
でも今は私はまず、着替えて来ないと!」
その、金がかかっていそうな、洒落た服装の男はそう言って、部屋を出て行った。
出際召使に、自分のブーツをぴかぴかにしたか?
と、やはり主人然と訊ね、召使は
「それはもう」
と主人を相手するように、丁重に頭を下げていた。
アスランもアンネスも、微妙な表情でその様子を、見つめてる。
つい…扉が閉まるとオーガスタスは聞いた。
「あの男と…再婚なすったんですか?」
アンネスはびっくりし、必死に首を横に振る。
「亡くなったとは言え、主人を私はまだ愛しています!」
「でも、あの男は貴方の旦那に見えますよ?」
「そんな!
…けれど…亡くなったとはいえ…主人にとっては大恩ある御方なので…その………」
アンネスは俯き、アスランはもの凄く、何か言いたげにアンネスを見つめ、が結局アンネスを、気遣うように言葉を飲み込む。
そして最後は、アスランとアンネス、二人同時に顔を下げてため息を、吐いた。
それを見て、ため息付きたいのは自分の方だ。
と、オーガスタスは深く顔を、下げた。
つづく。
今日も読んでくれてありがとう
