アースルーリンドの騎士『二年目』28 それぞれの週末 3 | 「アースルーリンドの騎士」

「アースルーリンドの騎士」

オリジナル  で ファンタジー の BL系小説。
そしてオリジナルのイラストブログ。
ストーリーは完全オリジナルのキャラ突っ走り型冒険ファンタジーです。
時折下ネタ、BLネタ入るので、年少の方はお控え願います。

すみません…。

眠気に負けて、下書き仕上げがやっと…(涙)

もうアンネス、出てるよね…。

とても追いつかない(涙)(涙)

春みたいに暖かいしその上雨で

めちゃくちゃどれだけ寝ても眠い…。


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王冠2 登場人物紹介
王冠2 イラスト入り登場人物紹介(まだ全部じゃありませんが…)



自宅に帰ると女中が出迎え、直ぐに母が…転がるように飛んで来て、抱きしめてくれたから…華奢なか細い母の体を力一杯抱き返した。

財産の関係上、義父は母にだけは、暴力が振るえなかった。
母の持参した領地の領主に、義父は収まっていたから。

けどそうだとしても…義父の性格を考えたら母の身を、心配せずには居られなかった。
この家を出た時自分があんまり…ひどい状態だったから、忘れていたけれど、離れていればいる程、母の事が気になって仕方無かった。

けれど久しぶりの抱擁を解いて母の顔を見つめた時、涙に溢れた愛情深い瞳で、彼女は見つめ返してくれた。

…母こそが…離れていた自分の身を、それは心配していたのだと解ると、身が震えて大声で、泣き出しそうだった。

母も…言葉が出ないようにただ、嬉しそうに自分を見つめている。
横でアイリスがそっ…と身を寄せたから、慌てて彼を母に紹介した。

「…同じ一年の…大貴族のご子息のアイリス。
僕を心配して…付いて来てくれたんだ」

母は横のハウリィより背の高い美少年を見つめ、感嘆する。
「…まあ…!なんて素晴らしいご学友でしょう。
失礼しました。こちらへ…。
馬に揺られ、さぞかしお疲れでしょう?
ゆっくりお寛ぎ頂いて…」

そう、玄関ホール横の応接間に二人を誘う。

アイリスは母君が、愛情溢れる仕草でハウリィの背にその華奢な手を置き、優しく部屋へ、促すのを見た。






つづく。
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チューリップピンク今日も読んでくれてありがとうチューリップピンク

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