アースルーリンド 『過去の幻影の大戦』 19 ディアヴォロス到着 25 | 「アースルーリンドの騎士」

「アースルーリンドの騎士」

オリジナル  で ファンタジー の BL系小説。
そしてオリジナルのイラストブログ。
ストーリーは完全オリジナルのキャラ突っ走り型冒険ファンタジーです。
時折下ネタ、BLネタ入るので、年少の方はお控え願います。

このシーンの絵

イメージあるけど構図が決まらず

描けません…。

眠たすぎって意見もあるな…。


前回のやっとアイリスにキス出来たディンダーデンについて。

アイリスが

「ディンダーデンともあろう者が、自分の欲する相手に

たかが口付けでこれ程手間取るなんて」

で、ディンダーデンが

「お前が言うか!」

と突っ込んでました。

やっぱこの二人は面白い…。

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王冠2 登場人物紹介
王冠2 イラスト入り登場人物紹介(まだ全部じゃありませんが…)



 ギデオンはぞっ…とした。
凄まじい崖の高さ。
その急さ。

これを、躊躇いなくディアヴォロスは先に駆け下り、その小さく成る馬とその背に、ギデオンは遮二無二勇気震い立たせ、拍車かけ、ままよ!と後を追う。

ディアヴォロスにはこの崖を、駆け降りたその先の戦場しか、今は念頭に無い。
下を周囲を、丸で見ず馬と一体化し凄まじい速さで手綱繰る。

気づけば、ギデオンはディアヴォロスに同化していた。
彼のように…自分も!

逆さに落ちるような恐怖は消え、道筋がハッキリと目に浮かぶ。
左の岩を避け右。横。
馬は自分の“目”を頼りに、凄まじい速さで障害物を避け駆け抜けて行く。

下は見ない。
ほんの少し先。
岩や石を避け道を、降りる事だけに集中する。

恐怖は消え去り、ギデオンには自分が無事ここを抜けられる事が、確信出来た。








つづく。
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チューリップピンク今日も読んでくれてありがとうチューリップピンク

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