今日はレイファスに聞いてみました。 | 「アースルーリンドの騎士」

「アースルーリンドの騎士」

オリジナル  で ファンタジー の BL系小説。
そしてオリジナルのイラストブログ。
ストーリーは完全オリジナルのキャラ突っ走り型冒険ファンタジーです。
時折下ネタ、BLネタ入るので、年少の方はお控え願います。

レイファス。幼い頃だと

貴方はかなり活躍していますが。

近衛に結局、行かなかった事についてですが・・・。

「・・・正直、らっきーだった」

らっきーなんですか?

「特待の身分だし。

うざい山猿の相手をしなくて済むし。

アイリスの膝元だから、一目置かれて

大切にされたし」

逸話がたくさん出そうですね・・・。

「そうか?だがゼイブンは眉を顰めていたな」

やっぱり・・・?

「知り合いだからとローフィスとゼイブンが

初めの内は私の面倒を押しつけられて。

ゼイブンは旅先の行状を

セフィリアに全部バラされないか

いつもはらはらしていた」

それは無理、ないんでは?

「そうか?・・・まあ『神聖神殿隊』付きの

連中は皆、気のいい遊び人が多い。

糞真面目な奴は務まらないから

性にはあってる。

皆楽しい男ばっかだし」

で・・・・・・・・・。貴方は遊びまくったと・・・。

「言い寄られても断らなかっただけだ」

・・・・・・・・・・・・。そうですか・・・・・・。

手玉に取っていたという噂についてですが・・・。

シュトレーゼに迄言われて、気分はどうです?

「・・・正直、シュトレーゼは衝撃だった。

『光の民』とのクォーターだったし

連隊にそんな奴は居ないし。

だがあれでかなり根が真面目だ。

教練時代の話を漏れ聞くと

端正で静かな騎士だったと聞いて

びっくりだ。

やはり『神聖神殿隊』付きに来ると

皆軽くなるんだな」

・・・・・・・・・つまり特有の雰囲気がある、と?

「たまに近衛の連中を見かけるが

腕にモノ言わせる山猿ばっかだろう?」

まあ・・・腕がモノを言う世界ですから・・・。

「で、宮中は顔と品と口の上手さが

モノを言ってるし。しかも態度が

やたらでかい」

・・・でもそういう連中にいっぱい、

口説かれているんでは?

「奴らの狙いは身分の高い美人だからな」

・・・そうですか・・・。

テテュスの居る、『光の塔』はどうです?

「あそこは学者肌の連中が多いんだ。

正直、話は合う。旅好きでなければ

あそこでも良かった。

だが、あんまり出歩けない連隊だ。

テテュスは別だ。

腕に自信の無い連中ばっかだから

テテュスは用心棒にされている。

彼はとても上品で腕が立つから

とても重宝されている。

荒っぽい仕事とか力仕事系は

全部彼に回っていくしな。

正直テテュスが宮仕え?と疑問だったが・・・。

結局彼本来の、護衛の任務に

落ち着いてる。

私としては近衛でギデオンのように

平気で戦場で誰かの為に命を捨てないかと

心配だったから・・・。

アイリスもほっとしている。

ヘタに腕と覚悟があると、ああいう

一途な男は人の為なら自分の命は

二の次だからな・・・。

ファントレイユはギデオンで苦労している。

他人の為に何かする事を当たり前のように

育ってきているから

並大抵の苦労じゃないだろう」

・・・・・・代々受け継がれて来ているよう

ですしね。

「だろう?強敵が居ないからと油断は

禁物だ。

しかもドッセルスキの時代だったから

アイリスはファントレイユの事をそれは

心配していた。

だがギデオンとの橋渡し役も必要だったしな」

無事、謀反が成立しましたね?

「・・・・・・それ以前の暗黒時代を

書いて無いだろう?

私はアイリスの側で良く知っているが

彼がどれ程ドッセルスキのやり様に

アタマに来ていたか知らないだろう?

皆、耐え難きを耐え、忍び難きを忍んで

来てるんだ。

ドッセルスキの無能ぶりを知らしめるのに

どれだけの被害者が出た事か・・・。

ギデオンが命を落とし掛けた

回数で解る筈だ」

・・・・・・・・・書いてませんね。確かに。

その辺りは。

では今日はこの辺りで。

また明日お願いします。

「いいだろう」