仕事を早めに切り上げた後・・・・・。
昼間、下の娘が時間を計りながら解いていた公立高校の過去問の採点をしていました。
「英語」・・・リスニング毎回、満点じゃんか
・・・・が
・・・・文法が未だに苦手で英作文がひどいな。
「理科」・・・相変わらず苦手で、足引っ張ってんな・・・・本番までに間に合うのか?
「国語」・・・安定して9割・・・・よしよし。
「数学」・・・時間の使い方に慣れてきて、8割をキープできるようになってきた・・・あと少し。![]()
「社会」・・・理科に続く苦手科目・・・・今回も、酷いな・・・・と、思いながら採点していたら、
とんでもない珍解答に遭遇した。
川の上にかかる橋から、川の上流と下流を撮影した写真が載っていて、
地図上の撮影地点から、どちらの写真が上流か下流かを答える問題でありました。
この問題の答え・・・・娘は上流と下流が、さかさまでした。
川幅が広くなって海に近い部分の写真を上流、川幅が狭く山の方向の写真を下流と書いていた。
「おい、○○(←下の娘の名前)さんよ、海の方を・・・・なんて呼ぶ?」
と聞くと、娘は躊躇なく、
「上流。」
と、答えた・・・・・。
「ちょっと待ってくれ。川の水が流れてくる方向を・・・・・なんと呼ぶか知ってますかな?」
と聞くと、
「上流。」
と、答えた・・・・ど・・・・どういうことだ???・・・・わかってるじゃんか???
そこで私は、もう一度、下の娘に聞きました。
「では、川の水は、海と山・・・・どちらからどちらに流れているんですか?」
と、聞くと、
「川の水は、海から山へ流れてるんでしょ。だから海側が上流でしょ。」
と、真顔で答えた。
「・・・・・は?
」
私は一瞬、夢でも見ている気分になり・・・・・・椅子から立ち上がり、キッチンに行って、
ヤカンに水を入れて、お湯を沸かし始めた。
待つこと数分・・・・お湯が沸いたので、梅こぶ茶を作る。
で・・・・その梅こぶ茶を持って、再び席に戻り、一口飲んで、大きく深呼吸。
自分自身を落ち着かせ、再び、下の娘に質問した。
「川は、海から山に向かって流れているんですか?」
この時、下の娘は、もう時間が経ったため、ほかの勉強をしていて、
「な!・・・・・お父さん、今頃・・・・さっきの話っすか???」
と、ビックリこいてましたが、私は、ここでようやく正気に戻り、大声でわめいた。
「おまえ!マジでそう思ってたのか今まで!マジか!本当に真面目に言っとるんか!」
その声に、横でスマホで音楽を聞いていた上の娘も気づき、
「な・・・なに!?・・・・なにがどうしたの?」
と、イヤホンをとって、話に参加してきました。
「こういうわけで○○は、今まで、川は海から山に向かって流れていると、
思っていたそうなんよ・・・・おまえ、どう思います?」
と、上の娘に聞くと、上の娘もびっくりして、
「ちょっと、○○!・・・・その理屈・・・・どんな説が根拠になってんの?教えて、早く!」
と、下の娘に問いただしておりました・・・・。
下の娘の説では・・・・。
『とにかく、海にはあふれんばかりの水があって、川というのは、その多すぎる海の水が、
陸地にしみ出して形成されたモノ』・・・・と、ずっと信じていたらしい。
この人、はたして高校に入れるのか
・・・・・マジで心配になってきました。

あと10日ちょっとです・・・・。
一般常識は今さら、急には間に合いません・・・・どうしたらいいんでしょう・・・。![]()
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