週の始め、妻のお母さん(義母という表現はあまり好きではないのでこう書きます)が、
静かに息をひきとりました。
病気で苦しんでいたわけではありませんので、穏やかな最期でした。
妻とよく似て、強くたくましいお母さんでした。
お通夜の日、夜遅くまでかけて、娘がおばあちゃんに手紙を書いていました。
絵の苦手な下の娘も、この日だけはいつもと違い・・・気合を込めて頑張っていました。
上の娘は、「今まで描いた絵の中で、最高の出来になった!」と、満足していました。
棺の中にこの手紙を入れて・・・孫娘達からの手紙と一緒に、お母さんは天国へ旅立ちました。
お母さんの顔を見ながら・・・死は別れじゃない気がしました。
旅立っていった・・・そんな気がしたのです。
周りの人に、お別れを告げて旅立つ人もわずかにいるかもしれませんが、
静かに一人旅立つ人もたくさんいるような気がして・・・。
なかなか、病院に付きっきりになれないので、最期のお別れは言えなかったし、
聞くこともできませんでしたが、いずれ、私達も、お母さんと同じように旅立ちますから・・・。
きっと旅先でまた会えると信じてます。
この先も、○○さん(←妻のことです)の事は、ご安心くださいね、お母さん。
今まで、本当にありがとうございました。
