そんな感じで、疲れてしまったので、家に帰ると、夕食前に居間でウトウトしてしまっていました。
ウトウトしながら、夢を見ていました。
夢の内容は・・・・先ほど基礎のコンクリート打ちをしたばかりのIU様邸の現場。
しかし、さすがは夢!
今日、コンクリートを打ったばかりなはずが・・・・夢は、建て方の現場でした。
そして、私は、夢の中で、IU様邸の小屋組(屋根)の上に、K棟梁と一緒にいたのでした。
垂木を取り付け、野地板をはったところで、K棟梁が私に言った。
「Gさん。確か、こちらの屋根材はヨドルーフでしたよね?」
「よ、よ、よ・・・・ヨドルーフ??って言ったら折版ですよ。倉庫じゃあるまいし・・・面戸とか、
どう納めます??いや!ガルバじゃなきゃいかんです。
ちょっと、現場監督、どこにいます?確認とります。間違っとったらえらいこっちゃ!」
と、私は、大慌てで足場をおりて、何を思ったか、近所の家に次々と上がりこみ、
「ウチの現場監督いませんか?」
と、訳のわからん行動をとった挙句・・・・。
「あ、そっか・・・・携帯に電話すればいいんだ。あほちゃうか?ワイって。」
・・・・と、思ったところで、目が覚めた。
しかし、目が覚めて、夢とわかっても、なんだか無性に心配になり、現場監督に電話。
「もしもし。IU様邸の屋根、ガルバですよね!ヨドルーフなんかじゃないですよね!」
電話の向こうの現場監督は、
「はい。ガルバです。瓦棒葺きのガルバですよ。ヨドルーフなんて使いませんよ。」
「よ、よかったあ・・・。今、夢で、間違って現場にヨドルーフが入るかもしれんっていう、
夢見たもんだから、大慌てで電話したんです。いやあ~すんませんでした、バカみたいな電話で。」
「あはは。そうなんですか。大丈夫ですよ。」
と、現場監督は笑っておった・・・・そして電話を切ると、
今の会話の一部始終を、横で見ていた下の娘が、
「ちょっと、お父さん!はずかしいでしょ!
『一応確認したくて・・・・』とか、遠まわしに聞けばいいのに、『夢で見たもんで・・・・』なんて
馬鹿正直に聞くなんて、あーーー恥ずかしい!」
・・・・おい!?
お前、小学校の何年生だ?
まだ、4年生になったばっかやろ??
今の会話がわかるんか??
ワイが子供のころ、父親が電話で仕事の話をしているのを聞いても、専門用語ばっかで、
日本語というよりは火星語に聞こえたもんだぞ・・・・。
女の子は・・・・ませとるなあ・・・・。
ところで・・・・平日ですが、これから娘たちを某所に預け、私と妻は、某様邸の打ち合わせに
行ってきます。
全く、休みどころではない日になってしまいました。