合言葉は「明日は雨!」 | WAS IT ALL WORTH IT ?

本格的に追い込みに入った「高田寺の家(AT様邸・TT様邸)」。

今日は、朝から現場がひたすら混雑していました。


外構工事に入ったため、AT様邸とTT様邸の境界杭を入れなおすため、

土地家屋調査士のU先生に今日、来ていただいたのですが、

T設備さんの浄化槽設置工事も今日から始まったため・・・・・、


 現場を見つめるU先生


重機が邪魔で杭の位置の確認ができん・・・・。

しかし先生は、


「待ってるからいいよ。他の分譲会社さんでもこういうことはよくあるから

慣れてるから大丈夫。」


と、おっしゃってくださいましたが、私は人を待たせると異常にストレスが溜まる

性格なので待つ間、しんどかった・・・・。

しかも、その間に、T設備さんや外構屋さんや大工さん、サッシ屋さんと次々に

打ち合わせがあり、じたばたじたばたと・・・・朝から、今日はしんどかった。


 TT様邸浄化槽


 設置完了


これを設置し、水張り試験の時間がU先生のお仕事タイムになる。


 U先生作業開始


職人さんと職人さん・・・材料と材料の隙間をぬって杭の位置を出す!


 右へ15!おっと行きすぎ!


 杭の位置決定


実は今日は、ガス屋さんも作業に来ていた。

とにかく・・・現場は・・・・人、人、人・・・・。


そして、そして、

U先生はじめ、全ての職人さんは、皆、同じことを言っていた。


「明日は雨だから。今日やっておかないと!」


天気のチェックは完璧。さすが皆さんプロやな・・・・。


 ガス屋さん


下は境界ブロック施工前に、AT様邸のピアノ教室入り口のステップを

つくっている外構屋さん。

U先生が杭を入れ、T設備さんが敷地内の排水の接続を終え、

ガス屋さんが給湯器の配管の処理をした後でなければ、境界ブロックの

施工は出来ないため、こちらを先に進めています。


 AT様邸ステップ


AT様邸のバルコニーでは、サッシ屋さんがバルコニーの笠木と手すりを

取り付けています。


 AT様邸バルコニー


ここで私は、一旦会社に戻る。

リクルート社のM上さんと打ち合わせが入っていたため・・・。

そして打ち合わせを終えて現場に戻る。

午後からは、AT様邸の浄化槽の工事。


 AT様邸浄化槽


 設置完了


内部ではF村大工さんが、黙々とTT様邸の工事を進めています。


 TT様邸内部


境界杭が設置され、T設備さんの配管工事が終わったため、境界フェンスの

作業に入る外構屋さん。

T設備さんには、ここを先行して作業してもらっていました。



外構屋さんと打ち合わせをしていると、T設備さんが私を呼んだ。


「ちょっと、先生・・・・時間、ありますか。」


「はい。ありますよ。なんでしょう?」


最終的な設計GLの確認をしたいということだったのですが、

この打ち合わせの途中で、あることに気づいた。


今まで材料などが置かれていた為、イマイチ確認できなかった現況のGL。

良く見ると設計GLまでまだ、かなり土の量が足りない。

浄化槽を設置する時、毎回かなりの残土が出るのですが、浄化槽の埋め戻し

に使った残りを、敷地全体の盛土にまわしてもらうことに急遽変更。


 浄化槽の蓋


・・・・が、かさ上げしてあります。

残土で、この後、盛り土するため、急遽、T設備さんが準備してくれました。


今日は、一日、現場にいてよかったです。

現場を仕切る人間がいなければ、各職人さんは、基本的に自分の

仕事にだけ集中します。

他の職人さんとの兼ね合いは、現場監督が考えるしかないのです。


つまり・・・・。

この残土も、本来なら、トラックでわざわざ運び出され、

数日後、やっぱり土が足りないから、どこかからお金をかけて、

土を改めて調達しよう・・・・と言うことになっていたはず。


設計だけしている場合は、こんなこと考えなくても良いのですが、

「設計施工」の場合は、


「図面上きれいにまとまっているだけではダメで、各専門業者さんに

いかに無駄なく合理的に動いていただくか」


・・・・というもう一つ別の、大きな仕事が余分にあるんです。



それにしても、II大工さんとIW大工さんの合流・・・・明日からで良かった・・・。

今日からだったら、とてもワイは現場を仕切りきれんかった・・・・。