昨日の夜のニュース速報から、中田選手の話題が多いです。
当社で最もサッカーについて一家言のある某スタッフも、
「これから日本サッカー界は、暗黒の低迷期をむかえる・・・。」
と嘆いておられた・・・。
3点取られたら、1点ずつ、1点ずつ反撃していかないと、
勝てないサッカーよりも、満塁ホームランでスカッと逆転
できる野球のほうが、とっても体質的に合っている私は、
実は、サッカーのことは、ほとんどわからない、
「にわかワールドカップの時にしかサッカーを見ないファン」
(長い名前じゃ)であります。
時々しか拝見しない、彼のプレーや、彼の発言、彼への評価
だけで思った、勝手な印象を一言。
新聞などを読むと、まず、彼は若い頃から、
「サッカーしか知らない人間にはなりたくなかった」らしい。
(こういった感覚・・・・個人的には共感します)
将来の夢は、税理士?公認会計士?らしい。
語学(外国語)が堪能らしい。
外国に、ビジネス用のビルも所有しているらしい。
外国の大学でMIB(これは「MEN IN BLACK」であった・・・)
でなくてMBAを取得したいと思っているらしい。
東ハトの役員らしい。
ベルマーレ平塚に何千万円も寄付したらしい。
(サッカーの発展に寄与していらっしゃるようです)
日本で最もプロフェッショナルな気持ちの持ち主といわれて
いるらしい。
いろいろありますが、
どうも彼は、単なるサッカー好きの「サッカー馬鹿」ではない
ようで、「サッカー馬鹿」でなかったからこそ、
「本物のプロ」になれたのかも・・・と、思ってしまいます。
「俺はサッカーが好きだ!」
「一生ボールを蹴っていたい」
「燃え尽きるまでがんばるぜ!」
・・・・こういう人は、
単なる「サッカー好き」で終わってしまうケースが多いのでは?
これだけ、彼が他のことに興味を示し手を広げ、多才ぶりを発揮
しているにもかかわらず、「中田が日本で一番のプロ選手」と、
言われているようでは、サッカーしかしていない他の選手・・・・
はっきり言って、情けないではないか・・・・。
・・・・というのが、正直な感想でした。
個人的に思うのですが、
「○○のプロ」と単なる「○○好き」の違いは、
外の世界から、冷めた目線で○○を見ることができるか
どうかの違いだと思います。
○○が好きで、○○に夢中になり、ひたすら○○を美化して
しまっては、やはり○○に関してプロにはなれないでしょう。
中田選手はサッカーは好きだったでしょうが、「サッカー選手」
というものがどうあるべきかを冷静に考えることができた
選手だったのかも・・・・。
それ故、
代表に選ばれ、試合に出るだけで満足していた他の選手との
意識の違いに少し失望していたのかな?という気もしました。
中田選手、お疲れ様でした。
第二の人生がんばってください。
勉強するんでしたら、29歳というのは、いい時期ですもんね。
・・・・人間、30過ぎたら、勉強なんてなかなかできん(経験済み)。