こんばんは。

離れに住んでいる女です。



こちらの続きです下差し



 

救世主現る

病院に到着すると、

バタバタと院内へと運ばれた。


すぐに看護師さんなど数名が

私の元へやってきて、


採血や点滴、心電図をつけたりと

手際良く処置をすすめてくれた。


PCR検査はされるだろうと思っていたから

突然鼻に入れられてもビックリしなかったけど、


いきなり肛門に何かをブッ刺されて

検便されたのにはビックリしたわ魂が抜ける



若い医師が人差し指を私の目の前に置き、

指を目で追いかけるようにと言った。


するとまた、


眼振ないですねぇ。


そやつも言い切った。


だーかーらー、どいつもこいつもーむかつき

本人が眼振あるっつってんだろーがー

と思ったけど、もはや私には怒る元気もない。



その後、脳のCTやMRIを撮り

特に異常が無かったため帰宅の予定だった。


が、その時


救世主が現れた。


ベテラン医師がやってきて私の目を

見るやいなや、


眼振あるじゃん真顔

と先程眼振が無いと言った医師に伝えていた。


グルグル回ってるよね⁉︎

これは帰れないよね⁉︎


とベテラン医師に聞かれ、


はい、帰れないです笑い泣き

てんてぇ〜笑い泣き(※せんせい)


と私は嬉しさのあまり半泣きで答えた。



…という流れで、

そのまま入院する運びとなった。


 

ベッドのまま病棟へ

身体を起こすと目眩で吐いてしまうため、

病棟へはベッドに寝たまま移動した。


ベッドが少し揺れるだけでも吐き気を催したが

寝ゲロだけは勘弁と思い必死に耐えた。


看護師さん同士の会話を聞き、

自分の部屋が7階ということを知った。


最上階だったら私死ぬのかしらーと

思っていたら、


後で知ったけど本当に最上階だった昇天

天国に近い階だとお迎えが近いって言うじゃない?



部屋に着いた時には20時をまわっていた。


付き添ってくれた家族が私のスマホと

充電器を枕元に置いておいてくれたお陰で、


時刻を確認することが出来た。

病室に時計は無かった


ありがたやーありがたやー笑い泣き



点滴で吐き気止めを入れてくれていたけど、

吐き気は全く治らなかった。


とにかく目を開けると世界が回ってしまうため、

ただただ目をつぶって耐えていた。



就寝時間の21時になり、

部屋や廊下の電気が消された。


真っ暗になると目が少しラクになった気がした。

これでグッスリ寝てしまえば辛さを忘れられる。


そう思い寝ようとすると、


同室の人の寝息が聞こえてきた。


プスーッ、プスーッ


という、口から漏れ出た息がなんとも気になる。

し、しかもこれは2人いるぞ滝汗


2人ともプスプス言ってる滝汗



そうこうしているうちに、

夜中の測定(体温・血圧・酸素濃度)で起こされ


そのうちに起床時間の6時になってしまった。



入院って寝られねぇオエー





つづく



つづきはこちら下差し