明日、名古屋へ帰ります。
兄の新盆です
早いもので兄が亡くなって
来月で一年が経ちます
兄が亡くなってからは
毎日が辛くて悲しくて寂しくて
私にとっては地獄のような時間でした
兄の遺骨をペンダントに入れて
何処へ行くのも何をするのも一緒ですが
時折言いようのない寂しさが襲ってきます
生きてるのが辛いと
生まれて初めて思いました
いつ死んでもいいなとさ思いました
そんな時間を過ごしている中で
娘が犬を飼ってくれたおかげで
犬に集中でき癒されどうにかこうにか
辛い時間を過ごす事ができたと思います。
生まれてた時から
親や家庭に運がなく
私より一年先に生まれただけで
とても苦労させてしまった兄なのです
貧乏性で贅沢もせず
仕事をするだけの人生だった
そしてそんな兄の最後は
痛みと苦しみの中で亡くなった
幼い頃の兄
若い頃の兄
元気な頃の兄の顔が思い出せません
癌と宣告され余命も宣告されて
弱っていく兄の姿や顔しか思い出せない
このことがとても辛くて苦しいのです。
時間が経っても薄れる事はなく
むしろ鮮明に亡くなっていく姿の兄が
毎日のように脳裏に浮かぶのです
3年なのか5年なのか10年なのか
もっともっと時間が経てば
思いや気持ちは変わるのだろうか。
兄の癌が全身に転移した時に
兄から電話がかかってきて報告された時
泣きながら私がかわってあげるから
お兄ちゃんのかわりに
死んであげるからと言った
そんなこと不可能なのに
ただただ泣いて喚くことしか出来なかった
今思えば泣いて喚いて言った言葉を
兄はどんな気持ちで聞いていたのか
なんて事を言ってしまったのか
そんなひとつひとつが後悔ばかりで
いつか兄のところに逝ったら
色んなことを謝りたいと思っています。
本当に来世があるのならば
また兄と兄妹になって
もしくは兄の親になって
兄の事を幸せにしてあげたい
普通の人が味わう人生
親がいて兄弟がいて
旅行へ行ったりお誕生日会をしたり
クリスマスやお正月をしたり
そんな普通のことが出来る環境に
兄が生まれ変わってほしいと
お兄ちゃん13日提灯出して迎え火するから
迷わずちゃんと帰ってきてね。
夢でもいいから兄に会いたいです。