急に寒くなりましたね。

 

こういう季節の変わり目、大人も子供も要注意ですっ!!

 

実家もコタツを出しました。

コタツ、最高♪

 

そんな日本が誇る暖房器具に入りながら

ついさっきまでテレ朝で放送されていたドラマ『友情』を見ていました。

 

このドラマ、ご覧になった方もいるのではないでしょうか?

 

結末が分かっているだけに、前半部分から号泣しながら見ました。

 

 

Mr.ラグビーと呼ばれた平尾誠二さんとiPS細胞でノーベル賞を受賞した

山中伸弥先生の友情と、平尾さんの闘病を描いたドラマです。

 

その中で気になった箇所があったので

それについて書いてみようかと。

 

 

最近の若者の扱いに悩む山中先生の愚痴に、

平尾さんが言った何気ない一言。

 

 

人生、理不尽ばっかりや

正確なセリフは忘れたけどそんな感じ。。。

 

そう!

今、困難に直面している人は「本当にそう!」と共感するはず。

 

私もそう思ったりもした。

 

「子供は親を選んで生まれてくる。」なんて言う人もいるけれど

子供に選ばれなかった私。

それなのに『癌』という病に選ばれた私。

 

もしも不妊治療の結果、乳がんになったのならば、

大金を払って『癌』なったわけで

自業自得なのかもしれない。

不妊治療が原因かどうかは分かりません。

でも否定はできない…と告知の時に言われました。

(それでも治療した事に全く後悔はありません!)

 

病だけに関わらず、人生生きていれば色々ありますよね。

 

皆そう。

 

誰もが何かしらを抱えている。

 

人生全て楽しいだけの人は、多分いない。

 

 

そして、ドラマの話に戻ります。

参加していた治験の効果が出ず

治験の打ち切りが決定した場面、、、

平尾さんが

「自業自得だね。」

って言った時に、担当医が言った一言。

 

 

病気は人を選びません

 

なんかね、印象に残りました。

 

健康に気を使い、

癌予防に良いと言われている食事を率先して実行していた

私が何故?

 

と思ってモヤモヤした時もありました。

 

でもね、

 

「◯◯だからアナタ病気になったんじゃない?」

 

なんて理不尽な事を言われたら

鼻で笑ってやりましょう。

 

この人、分かってないな…って。

 

理由なんて、細胞に聞いてみなきゃ分からないよ!!

 

ここのところ毎日、色んな病で闘っていた人の闘病記を読み

改めて病魔に狙われてしまった理不尽さを痛感している所でした。

 

でもね、

アナタは悪くないのです。

(私も)

 

 

そしてこのドラマで新しく希望の持てる情報を知りました!

 

一般的に癌治療は、放射線や抗がん剤の治療、投薬等と

認識されていると思いますが

世界では『免疫治療』なるものの研究が進んでいるらしいのです。

 

日本ではまだ認可されていないようですが

治験は始まっています。

 

何年後になるのか

まだまだ時間はかかるかもしれないけれど

いつの日か、『免疫療法』もスタンダードになる日が来るんですね!

 

医学は日進月歩だね!!

 

 

私のような副作用に悩まされたり、辛い痛みに苦しんだりしていない

重篤じゃない乳がんサバイバーが色々言っても説得力がないかもしれないけれど

癌や癌以外の難病や治療が確立されていない病だって、

きっと未来は明るいよ!!

 

ってそう思えてきました。

 

iPS細胞だって、どんどん応用範囲を広げるだろうしね。

 

 

10年前はAIなんてワードを聞いた事もなかったのに

今じゃ様々な分野で活躍し、まだまだ進化し続けるであろうそれのように

無限の可能性と希望があり、選択肢のある世界がきっとくる。

 

号泣しながらも、そんな事を考えた夜長でした。