本日のお車のご紹介をさせていただきます
「トヨタ セルシオ」です
かなりイカツイ仕様ですが
オーナーさんはすごくいい方なんですよ
洗車も終わったスッぴんのところをまず見ていただきましょう
今回のお車も結構痛みが激しいようです Σ(~∀~||;)
このお車は昨年の１１月にコーティング専門店でガラスコーティングを施工しているそうですが
数ヵ月後には水も弾かなくなりこのようなキズが目立ち始めたそうです
余程でなければ数か月でここまでの洗車キズは付かないと思いますので
おそらくコーティング施工時からきちんとした下地調整が出来ていなかったのでしょう
この“トヨタ２０２ブラック”という塗装は柔らかくてキズが付きやすいので
コーティング専門店でも下地調整がきちんと出来ないお店がたくさんあります
それだけ仕上げの難易度が高い塗装です
この薄い強弱のついたキズは完全にポリッシャーによって付いたキズですね
おそらくこれ以上は処理する技術がなかったのか
若しくは照明設備がなかったのでキズが見えていなかったのかどちらかだと思います
下地調整の不完全な状態でコーティングを施工してもいい仕上がりにはなりません┐(￣ヘ￣）┌
また塗装面が整っていない為にコーティング定着しにくくて効果も半減してしまいます
これではディーラーさんの薄暗い工場の中で行う下地作業もしない簡易コーティングと同じですΣ＼(￣ｰ￣;)
今日は時間が押していましたので
区切りのいい１工程目の下地調整作業まで行いました
８ヶ月前に他店で施工したガラスコーティングの成分が部分的に残っていましたが
特に問題も無くさらりと作業は終了です☆-( ^-ﾟ)v
８０００番の”ＤＣＣハイブリッドコンパウンド２－２”で大きなキズの処理だけ行いました
１工程目で既にこれだけの仕上がりですが
まだまだＤＣＣの基準では初期段階ですΣ＼(￣ｰ￣;)
塗装表面には写真では写りきらないレベルの小さなキズが残っています
そのキズをさらに細かく調整していくと漆塗りの漆器のような表面になるんですよ
明日はナノレベルのコンパウンドを使用して
さらに２工程の下地調整作業を予定しています
プロの間でも一番難易度が高いと言われる塗装がどこまで仕上がるでしょうか
またご紹介させていただきます
本日もありがとうございました<(_ _)>
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