〇タイトル

track11 ROCKER&MYSTIC

第二巻 p67~84

 

〇分析

★p67~70

ウルフィーナに尾行してきたガンマ。ガンマに再度、死者の指輪について問われ、ウルフィーナは「一年前くらい前にこの街に来てから何度も、この街に死者の指輪があると聞いた」と答えた。だが、その話をガセ情報と考えているらしい。(p68)その情報の出どころは病院。ウルフィーナはガンマにその病院へ案内することにする。

 

★p71~73

病院の前に着くと、人影が見えた。どうやらハットを被った男が病院の中に入ろうとしているようだ。ガンマはその男(バルムンク)に見覚えがあった。バルムンクに去るように伝える院長(ロスコ―医師)。ロスコ―の後ろには看護師(ユリノア)と患者の少女(ニナ)が見える。ロスコ―は患者を守ることを宣言するが、バルムンクが去る様子はない。

 

★p74~80

バルムンクは耳から拳銃を取り出し、ロスコ―らに銃口を向ける。ウルフィーナはバルムンクに攻撃をしかけるが、あっさりと攻撃を交わす。バルムンクは子供と女性に手加減をする性格らしく(ガンマに似てる)、ウルフィーナが自分を追い払ってきても、ウルフィーナに怪我を負わせることはなかった。しかし、バルムンクはウルフィーナに容赦しないことを告げ、ハットから虎を取り出し、ウルフィーナを襲わせる。すると、ガンマがやってきて虎を片手で殺した。

 

★p81

「よォ久しぶりだな 『魔術士』」と話すガンマ。魔術士にはスミテックとルビが振ってある。バルムンクもガンマと面識がある素振りを見せる。

 

★p8283

バルムンクの強さを察したウルフィーナ。

 

★p84

「A0 級がS0 級に向かって吐いていいセリフか」と威圧するガンマ。A0 級には「オマエ」、S0 級には「オレ」とルビが振ってある。互いに迎え合うガンマとバルムンク。

 

★総評

タイトルを和訳すると「揺さぶる人と魔術士」。物入れという意味のロッカー(locker)とはスペルが異なるので注意。