梅雨前線が停滞し九州や岐阜県・長野県など広い範囲で甚大な被害が出ております。
『令和2年7月豪雨』と名がつくほどの災害です。
お見舞いとご冥福を心からお祈りいたします。
コロナ渦での避難も非常に心配です。
まずは雨が治まりますように。
大分市で1人暮らしの娘はおびえながらもなんとか無事に過ごしているようです。
とても心配です。
本日、五城目町議会臨時会が開催されました。(今年3回目)
その場で、新型コロナウイルス感染症に対する町独自の対策・支援が議決されました。
6月12日に成立した国の第2次補正予算、約32兆円の配分が決まり、全国の自治体ではそれぞれ独自の支援策を次々に打ち出してきています。
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用しての策です。
当、五城目町への追加の補助金は、
国から2億934万7千円、県から50万円、合計2億984万7千円。
【内訳】
国:地方創生臨時交付金 1億9440万2千円
:小中学校費補助金 1422万2千円
:社会教育費補助金 72万3千円
県:児童福祉費補助金 50万円
新型コロナの影響に対する町独自の支援策を担当課ごとに大きく分けると
・住民生活課⇒約2610万円
・健康福祉課⇒ 約150万円
・農林振興課⇒ 約373万円
・商工振興課⇒約9980万円
・学校教育課⇒約7870万円 合計≒2億984万円
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内容を詳しく見てみましょう。
住民生活⇒段ボール間仕切りやテントなど避難所対策 2610万円
健康福祉⇒もりやまこども園等入所児童 4・5月の保育料全額補助
100万円
⇒子ども子育て支援(感染予防対策) 50万円
農林振興⇒農林産物加工等出荷応援支援 373万円※1
商工振興⇒オール五城目応援商品券 9980万円※2
学校教育⇒感染予防対策(学校用事務費) 174万円
⇒ 〃 (放課後児童健全育成事業) 72万円
⇒ 〃 (中学校管理費) 39万円
⇒学生応援給付金(町出身の大学生・専門学生などに5万円支給※3
752万円
⇒学校情報機器整備事業 6832万円※4
その他に
債務負担行為として
⇒中小企業経営安定資金利子補給 3000万円
借入金3年目~5年目の利子補給
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※1 農林産物加工等出荷応援支援
新型コロナウイルス感染酒の影響を受けながら、五城目朝市出店、産直、学校給食などに出荷している者に対し継続支援のために2万円を支給する。
対象者は、町の住民基本台帳登録の
・五城目朝市出店者・朝ぷら♪登録者
・道の駅五城目、湖東のやさい畑、学校給食などに農産物を出荷している方
・店っこあさみない、清流の森に出荷している方
・キイチゴ生産者
受付期間⇒予算成立から令和2年10月末まで
申請により銀口座に振り込まれます。
なお、現在行われている町独自の中小企業事業継続支援事業で10万円または20万円を受領の方への重複は不可です。
180件想定。
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※2 オール五城目応援商品券
町内経済は甚大な影響を受けており、町民の消費喚起により商工業者を支援するため、町民1人当たり1万円分の商品券が支給されます。
1万円のうち、3000円が飲食券(500円券×6枚)、7000円は共通券(1000円×7枚)。
使用可能な店舗については、私は実質的な町内経済効果のためにも町内に本店本所がある店舗事業所に限るべき!と提案していたのですが、結果は、全国チェーンの大型店やコンビニなども可となりました。特筆すべきは、五城目朝市でも使えるということです。525年の歴史を持つ朝市がある五城目ならではの取り組みです⤴
支給対象者:令和2年7月1日に五城目町の住民基本台帳に登録されている方。(これから、誕生され台帳登録のお子さんも含まれます。~令和3年1月末まで出生届出の方)
登録店舗は今後応募を募ります。(町広報8月号、ホームページに掲載。期間は9月末まで)
商品券の利用期間:令和3年1月31日まで。
9000人想定。
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※3 学生応援給付金(町出身の大学生・専門学生などに5万円支給)
新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けている学生の経済的負担の軽減を図り、就学の継続を応援。
対象学生等:大学、短大、大学院、高専、専門学校などの在学生。
金額:対象学生一人につき5万円。
申請が必要で受付期間は予算成立から令和2年10月31日までです。
150人想定。
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※4 学校情報機器整備事業
国が進める『GIGAスクール構想』の実現に向け、全児童生徒にタブレット型パソコンを貸与し、ICTの活用によりすべての子供たちの学びを保証できる環境を整備します。
内容:教育用タブレットPC 500台
Wifi環境下にない家庭などへのモバイルルーター50台
事業費は6832万円で、財源の内訳は国補助金1315万円、コロナ臨時交付金5517万円。
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東京都はじめ感染者の増加に歯止めがかかっていない状況。
当秋田県では感染拡大は抑えられているものの、経済的な影響は大変大きなものがあります。
新たな生活様式を身につけ、第2波第3波に備えつつ、町内経済活性化のためにともに行動してまいりましょう。
あさって、12日には
4月5日の初回以来の五城目朝市plus+(朝ぷら♪)が再開予定です。
密にならないよう配慮し、ぜひともいらしてくださいね!
画像は昨年4月のものです。